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カンパニョーロ スーパーレコードRSを発表
2014.03.11
機械式変速の最高レベルを求めて
カンパニョーロのコンポーネントシリーズにおいて、最高グレードに位置するスーパーレコード。常に最高の性能を追い求めるコンポーネントの、マイナーチェンジモデルが発表された。
スーパーレコードRSと名づけられたグループセットは、フロント変速性能をより進化させることに重点をおいた改良が施されている。レース現場での、動作の確実性アップを狙った実戦仕様だ。
動作の確実性向上をねらったマイナーチェンジを実施
SC-14(squadre corsa 2014の略)と名づけられた開発プロジェクトで、実戦でのテストを経て完成した。今年のツアー・ダウンアンダーでもテストモデルが走っていたそうだ。
スーパーレコードではフロントディレーラーのプレート外側にカーボンが使われていたが、金属製に変更されている。これにより剛性をアップさせている。
また、フロントチェーンリングの切削加工が変更されている。これらの変更により変速の確実性を向上した。
グラフィックは全体的にスペシャルなものに変更されている。イタリアントリコロールをあしらったデザインだ。
機械式変速のみの設定だが、それは電動コンポーネントがシェアを広げている現在ではあるが、根強い機械式コンポーネントファンにむけた製品だからだという。
カンパニョーロの考える最高の性能を追い求め、機械式変速を最高レベルに研ぎ澄ましていくなかで作り上げられたコンポーネントが、スーパーレコードRSなのだ。
重量、価格などはまだ公表されていない。発売時期4月末(予定)、数量限定。