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ツアー・オブ・ジャパン 日本ナショナルチームの舞台裏 第1ステージ

昨年に引き続き、ツアー・オブ・ジャパン、日本ナショナルチームのメカニックとして1週間帯同中のエキップアサダ 高橋 優平が、世界各国で強化がめざましいアンダー23世代の現状や選手の素顔に迫っていきます。

 

 

text&photo:高橋 優平

日本ナショナルチームの使命感

 

今年の日本ナショナルチーム U23の活動は、昨年同様に春のネイションズカップ遠征から始まり、すでに世界の最前線で貴重な経験値を得てTOJに臨んでいます。

選手の心には世界との壁や課題などが見えてきて、年々代表に選ばれる重みや意識が高まってきています。

 

今回選抜された鹿屋体育大学の黒枝 咲哉、中央大学の広瀬 樹、EQA U23の面手、清水、岡、内野はアンダー2年と1年目の若手です。

これからの世代を牽引していく彼らには息つく暇もないほどの国際遠征が組まれています。

 

まずはこのTOJでUCIポイントをとって一つでも多く世界選手権枠を獲得することが使命。

私も彼らの力になれるようにサポートしていきたいと思います。

 

5月18日(日)TOJ【堺】第1ステージ

 

1日目、堺ステージは恒例の2.65kmのTT。去年は雨でスリッピーでしたが、今年は夏日。タイムも全体的に1分近い差があります。

 

プロツアーチームも参戦しており、ハイレベルなレースになりそうです。短いTTとはいえ、世界のトップ選手とのタイム差は歴然でした。

 

おおよそ20秒~28秒差でステージレースを戦っていきます。 タイム差を聞いて思わず、みんなで苦笑い。

そんなんじゃ、世界と戦って行けないぞ!!  頑張れニッポン!

 

 

5月18日【堺】第1ステージ

2.65km 個人タイムトライアル

 

1位 ウィリアム・クラーク ドラパックプロフェッショナルサイクリング 3m14s

2位 ジョーダン・ケルビー ドラパックプロフェッショナルサイクリング +3s

3位 フィリッポ・ポッツァート ランプレ・メリダ +5s

58位 面手 利輝 +19s

63位 広瀬 樹 +20s

70位 清水 太己 +22s

72位 岡 篤志 +22s

88位 内野 直也 +28s

91位 黒枝 咲哉 +28s 

 

問い合わせ先

エキップアサダ
http://www.cyclisme-japon.net