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ツアー・オブ・ジャパン 日本ナショナルチームの舞台裏 第2ステージ

ツアー・オブ・ジャパン2日目は、岐阜県美濃市の7周回160.7km。 およそ200mの山岳ポイントを含む、平坦基調でホームコースは開けた直線コースのスプリンター向きステージ。どのチームもステージ優勝を狙うべく、エースを温存してスプリントに備えるだろうと予想されました。

 
text&photo:高橋 優平

黒枝 咲哉が集団スプリントで9位!

 

天気は曇りで、やや風があるものの欧州遠征で風のレースを経験してきた日本ナショナルチームにとっては気になるほどではなさそうでした。

 

スタート早々、周回コースに入る前に宇都宮ブリッツェンの阿部 嵩之が単独で逃げ、集団はそれをあっさり容認。

その後、間もなくマトリックスパワータグのアイラン・フェルナンデスが追走し、阿部選手に合流。最大4分の逃げをリーダーのドラパックプロフェッショナルサイクリングとランプレ・メリダがおもにコントロール。

 

3周目に、内野選手が集団内の落車に巻きこまれるものの、体とバイクのダメージはなくサポートカーの隊列をうまく使ってすばやく復帰しました。

最終周回までコントロールされたプロトンは、ゴールに備え一時は活性化するが目立った逃げなどの動きは見られず、45km巡航をするなどスローペースで進みました。

 

 

山岳ポイントで集団がややバラけるものの、下りで隊列はまとまりホームコースへと突入して行きました。

集団スプリントへと意識がまとまっていくと、約1kmのホームストレートは一気に緊迫モードへ。

 

65人の集団スプリントを制したのは、ドラパックプロフェッショナルサイクリングのウォウテル・ウィッペルト。ドラパックは個人TTに続き2勝目を挙げました。

 

日本ナショナルチームはスプリントが得意な黒枝 咲哉が9位でフィニッシュ! 黒枝をリードしていった面手 利輝も12位という結果になりました。

 

 

昨年からチームオーダーのビジョンをしっかり持ち、それぞれの役割を確実に果たすことを指導してきた浅田監督。

その意識改革が、今年の春ごろから徐々に形として実りはじめてきました。

チームとしては、まずまずの結果がでて良い雰囲気です。

 

ただ、今日のレースはトップチームによるセレクションが行なわれなかったこと、コースレイアウトがそれほど厳しくなかったこと、終盤まで足を使わされるような展開がなかったことを考えると、世界と戦っていく日本ナショナルチームなら結果を出して当然という見方ができると思いました。

 

第3ステージはTOJ最初の山場、長野県の飯田ステージ。もっともロードレースらしく、アップダウンが目まぐるしいフランスの起伏を彷彿させるコースレイアウト。

実力者のみが最後まで生き残る厳しいステージです。

 

さらに1日雨が続く予報でより一層、サバイバルレースとなります。

選手もスタッフもピリピリモードのなか、総合を狙うチームや選手にはポイントになる一日です。

 

5月20日(火)TOJ【美濃】第2ステージ

 

ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ 美濃ステージ(岐阜県美濃市)

11.6km + 21.3km ×7laps =160.7km

 

1位 ウォウテル・ウィッペルト ドラパックプロフェッショナルサイクリング 3h47m36s 

2位 ニッコロ・ボニファジオ ランプレ・メリダ

3位 ブレントン・ジョーンズ アヴァンティ・レーシングチーム

9位 黒枝 咲哉 同タイム

12位 面手 利輝 同タイム

66位 内野 直也 +9s

72位 岡 篤志 +29s

81位 広瀬 樹 +29s

84位 清水 太己 +1m08s

 

問い合わせ先

エキップアサダ
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