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三浦半島パン屋ライドはいかが? 「自転車×パン屋巡り」を体感してみた!
2017.03.29
三浦半島のパン屋さんを自転車ではしご!
サイクリングの目的は乗る人によってさまざま。純粋に走ることを楽しむもよし、機材との対話もよし。でも自転車に乗ると腹が減るのは紛れもない事実。自転車でおいしいものを食べに行くことを目的にする「グルメライド」も、そんな自転車の楽しみ方の一つとして大いにアリだろう。
でも走って遠いところへ行く、というには、初めての人はちょっとハードルが高いのではないだろうか。一度に30kmを超える距離を走るなんて……そんな不安を最初は誰しも抱くもの。でもそれなら「ご褒美」をたくさん用意したら良い。
首都圏屈指のサイクリングスポットとして有名な、神奈川県の三浦半島。マグロをはじめとした海産物や、切り立った断崖をもつ岬やキャベツ畑などの絶景スポットが連続し、それだけでも走っていて飽きることはない魅力的な場所だ。しかし昨今、この三浦半島で静かな盛り上がりを見せるのは、魅力的な「パン屋」が増えているという点。県の担当者は「ここ数年次々と新しいお店がオープンしている」と話す。
今回の「三浦半島パン屋ライド」は「三浦半島の魅力をよりサイクリストに向けて伝えたい!」というアピールを兼ねて、神奈川県内の広域自治体連合「LAUMI(ラウミ)」が全面バックアップしたライドイベント。東京は品川駅から京急電車で1時間ほどの三崎口駅まで輪行し、そこから自転車で20分ほどの「うらりマルシェ」が出発点。ゴールは観光地として名高い鎌倉だ。
でも走って遠いところへ行く、というには、初めての人はちょっとハードルが高いのではないだろうか。一度に30kmを超える距離を走るなんて……そんな不安を最初は誰しも抱くもの。でもそれなら「ご褒美」をたくさん用意したら良い。
首都圏屈指のサイクリングスポットとして有名な、神奈川県の三浦半島。マグロをはじめとした海産物や、切り立った断崖をもつ岬やキャベツ畑などの絶景スポットが連続し、それだけでも走っていて飽きることはない魅力的な場所だ。しかし昨今、この三浦半島で静かな盛り上がりを見せるのは、魅力的な「パン屋」が増えているという点。県の担当者は「ここ数年次々と新しいお店がオープンしている」と話す。
今回の「三浦半島パン屋ライド」は「三浦半島の魅力をよりサイクリストに向けて伝えたい!」というアピールを兼ねて、神奈川県内の広域自治体連合「LAUMI(ラウミ)」が全面バックアップしたライドイベント。東京は品川駅から京急電車で1時間ほどの三崎口駅まで輪行し、そこから自転車で20分ほどの「うらりマルシェ」が出発点。ゴールは観光地として名高い鎌倉だ。
麦の甘みがそそる「充麦」
三崎口からバスで15分ほどの「うらりマルシェ」で、今回特別に用意されたメリダのレンタサイクルを入手。ここで今回の参加者と一緒に走り出す。ここから海岸線の県道に沿った今回のコース。迷う心配もあまり無くて、ライド初心者にもうれしいところ。
どこか懐かしい構えの「充麦」が現れた。一人で走っていては見過ごしてしまいそうな、小さなお店だ。ここで早速焼きたてのパンの詰め合わせを入手。一口かじると、麦の甘みや香りが口の中に広がり、いの一番から「大当たり!」なライドの予感だ。
どこか懐かしい構えの「充麦」が現れた。一人で走っていては見過ごしてしまいそうな、小さなお店だ。ここで早速焼きたてのパンの詰め合わせを入手。一口かじると、麦の甘みや香りが口の中に広がり、いの一番から「大当たり!」なライドの予感だ。
「ソレイユの丘」にある「カンパーニュ」で海軍カレーパン!
そのまま県道を走ったあと、ゆるやかな丘の中にキャベツ畑が連なる道を行く。なんだかそれだけで異国のような風景だ。そしてまた丘を越えると、観光施設の「ソレイユの丘」に到着だ。園内は菜の花のシーズンが真っ盛りで、一面に菜の花の黄色とその香りが広がる。
ソレイユの丘内には、店内でパンを焼いているだけでなく、パン制作体験をすることもできる施設「カンパーニュ」がある。そこで横須賀発祥の「海軍カレーパン」をパクリ。かつての軍港時代にもたらされたカレーパンは、揚げたてでほかほかだ。ちなみに、上の写真にある「三浦半島パン屋ライド2017」と入ったサコッシュが用意され、食べきれないパンはここに入れてライドのお供にすることができた。
けっこう連続でパンを食べているが、なんだかまだまだ食べられそう。それぞれの店へ電車で行くにはちょっと不便だし、クルマを使うとまずお腹が減らないので有名店を1件か2件行くだけで満足してしまう。せっかくたくさんのお店があるのだから、それぞれのパン屋の味を思う存分味わうには、やっぱり自転車で行くのが一番なのだ。
ソレイユの丘内には、店内でパンを焼いているだけでなく、パン制作体験をすることもできる施設「カンパーニュ」がある。そこで横須賀発祥の「海軍カレーパン」をパクリ。かつての軍港時代にもたらされたカレーパンは、揚げたてでほかほかだ。ちなみに、上の写真にある「三浦半島パン屋ライド2017」と入ったサコッシュが用意され、食べきれないパンはここに入れてライドのお供にすることができた。
けっこう連続でパンを食べているが、なんだかまだまだ食べられそう。それぞれの店へ電車で行くにはちょっと不便だし、クルマを使うとまずお腹が減らないので有名店を1件か2件行くだけで満足してしまう。せっかくたくさんのお店があるのだから、それぞれのパン屋の味を思う存分味わうには、やっぱり自転車で行くのが一番なのだ。
「三角屋根」を経て、遊覧クルージングへ
「ソレイユの丘」から坂を下って漁港を横目に少し走ると荒崎公園に到着。ここでも自転車を置いてちょっと寄り道。展望台に上るとさえぎるものは何もなく、一面の海。絶景だ。
再び大きな道沿いを走る。観光名所ということもあり、交通量は少なくはない。しかしどこかサイクリストへの理解が感じられるような運転で、共存していっているという印象だ。
時折現れる道沿いの絶景スポットを横目に、葉山港へ。ここで訪れた「三角屋根」は街並みにもマッチした、おしゃれな建物。店内に入ると珈琲の香りを感じ、そのままおすすめのクロワッサンを入手だ。
ここからは特別にクルージングが用意されており、葉山港で自転車と一緒にクルーズ船に乗り込む。
逗子港までショートカットしつつ、潮風に吹かれながらパンをかじるなんて、これまたリッチな経験だ。
再び大きな道沿いを走る。観光名所ということもあり、交通量は少なくはない。しかしどこかサイクリストへの理解が感じられるような運転で、共存していっているという印象だ。
時折現れる道沿いの絶景スポットを横目に、葉山港へ。ここで訪れた「三角屋根」は街並みにもマッチした、おしゃれな建物。店内に入ると珈琲の香りを感じ、そのままおすすめのクロワッサンを入手だ。
ここからは特別にクルージングが用意されており、葉山港で自転車と一緒にクルーズ船に乗り込む。
逗子港までショートカットしつつ、潮風に吹かれながらパンをかじるなんて、これまたリッチな経験だ。
もちもちの「リュミエール・ドゥ・ペー」はお土産にも
逗子港に降り立って、マイルストーンで記念写真を撮った後は、また自転車にまたがって進む。マリンスポーツを楽しむ人々でにぎわう味のある港町を通り、鎌倉方面へ。住宅街の中に出てきたのは、外観はこじんまりとしながらも、香ばしい香りが食欲をそそるお店「リュミエール・ドゥ・ベー」だ。ここでもおススメのパンをひとかじり。それぞれのパン屋を巡って初めて実感したが、パン屋によってそれぞれ味から触感まで全く違う。
週末の観光帰りで混雑するクルマの横を、自転車ですいすい走り、無事にゴール地点の鎌倉海浜公園に到着。せっかくなので江ノ電に乗って、旅行気分を味わいつつ帰ろう。少し買いすぎてしまったパンは、サコッシュに入れてお土産にもって帰ると喜んでもらえそうだ。
週末の観光帰りで混雑するクルマの横を、自転車ですいすい走り、無事にゴール地点の鎌倉海浜公園に到着。せっかくなので江ノ電に乗って、旅行気分を味わいつつ帰ろう。少し買いすぎてしまったパンは、サコッシュに入れてお土産にもって帰ると喜んでもらえそうだ。
今回は合計で4件のパン屋を巡ったが、これだけパンを食べても、ちゃんと自転車に乗ってカロリーを消費したんだから、やましいことは何も無い!
そんな実感を込めて着いた帰路であなたは、きっともう誰かに「パンライド」をオススメしたくなってしまっているだろう。
この記事を読んで気になったあなたは、以下から三浦半島の詳しい情報をチェックして欲しい。
今回訪れたパン屋を巡るもよし、自分だけの行きたいパン屋を探すのも、またパンライドの楽しみになるだろう。
LAUMI(ラウミ)三浦半島観光サイト
そんな実感を込めて着いた帰路であなたは、きっともう誰かに「パンライド」をオススメしたくなってしまっているだろう。
この記事を読んで気になったあなたは、以下から三浦半島の詳しい情報をチェックして欲しい。
今回訪れたパン屋を巡るもよし、自分だけの行きたいパン屋を探すのも、またパンライドの楽しみになるだろう。
LAUMI(ラウミ)三浦半島観光サイト