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シェフラーが電動アシスト自転車および電動自転車の性能測定に関する新しい基準を設定

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未来の自転車のための革新的なソリューション、「シェフラーVelosolutions」ではセンサーを搭載した機械式のボトムブラケットユニットや、電気駆動装置、自動ギアシフトシステム「VELOMATIC」やベアリングソリューションなどの製品を取りそろえ、安全性、ダイナミクス、さらには快適性を向上させる。また、両方向トルク測定の新規センサーボトムブラケットはBSA規格に対応する。
 
未来の自転車のためのシェフラーVelosolutionsの包括的な製品レンジを”Glass Bicycle”(ガラスの自転車)にて展示した
未来の自転車のためのシェフラーVelosolutionsの包括的な製品レンジを”Glass Bicycle”(ガラスの自転車)にて展示した
 
2018年7月4日、シュヴィアンフルト発のシェフラーは、Eurobike2018にて、乗り手の要求を正確に反映できるセンサー付きボトムブラケットユニット、省スペースを実現した高性能のローラーワンウェイクラッチ、最適なギアとギアシフトを保証する自動ギアシフトシステム「VELOMATIC」など、シェフラーVelosolutionsの注目製品を展示した。

なかでもシェフラーの最新イノベーションである、電動アシスト自転車および電動自転車向けの「BBRTTSトルクセンサーボトムブラケット」は、すべてのクランク位置でトルクとケイデンス(クランク回転数)を常時測定し、最適なモーターアシストにより、優れた乗り心地を実現。

 

360°全体でパフォーマンスを測定「BBRTTSトルクセンサー ボトムブラケット」

新しいハブモーター向け「BBRTTSトルクセンサーボトムブラケット」は、両サイドのトルクとケイデンスの測定、スクエアテーパークランク接続を、初めて標準的なBSA規格サイズで実現した。
それにより自転車メーカーは、センサーボトムブラケットを、標準的な電動アシスト自転車のフレームと簡単に一体化させることが可能となります。生産後の再構成は必要なく、この一体型ユニットは標準的な電気インターフェースに対応しており、幅広い電動アシスト自転車、電動自転車の制御システムと組み合わせることが可能。
シェフラーは、パイロットカスタマーと「BBRTTSトルクセンサーボトムブラケット」の数ヵ月後の量産に向けて、準備を進めている。
 

シェフラーのINAシェル形ワンウェイクラッチ

シェフラーのINAシェル形ワンウェイクラッチは、シフトエレメント、逆転防止クラッチ、オーバーランニングクラッチ、さらには包括的なシステムソリューションとして長年使用されている実績がある。コンパクトで高精度、高性能な部品で、長動作寿命と高トルクを均一に伝達できることが大きな特徴だ。
 

自転車向け自動ギアシフトシステム「VELOMATIC」


上り坂、下り坂、平坦な道でも、従来型の自転車、ディレイラーやハブギヤを搭載した自転車、電動自転車でも、シェフラーの「VELOMATIC」は常にケイデンス、パワー、車輪速度、勾配から最適なギアと完璧なシフトポイントを計算。これにより、優れた乗り心地と最大限の柔軟性を実現する。オープンスタンダードを採用しているため、あらゆるタイプの自転車や駆動システムに対応できる。

さらに、VELODAPTICアプリを使用して、シフトプログラムをカスタマイズすることも可能で、手動でギアを切り替える必要がなく、常に最適なギアで走行可能。アプリでは、走行中のGPS、移動、パフォーマンスデータも記録する。

 

シェフラーについて

シェフラーグループは、自動車および産業機械の分野における世界的なサプライヤーで、最高水準の品質、優れた技術、圧倒的な革新精神を基盤として継続的な成功を収めています。シェフラーグループは、エンジン、トランスミッション、シャーシなどに使用される高精密部品とシステム、およびさまざまな産業用機械に対するころがりおよびすべり軸受ソリューションにより、「未来のモビリティ社会のために」大きく貢献しています。シェフラーは、2017年、約 140億ユーロの売り上げを達成しました。9万人以上の従業員を擁するシェフラーは、世界最大の同族企業の一つで、50を超える国に170の拠点を持ち、世界中に製造拠点、研究開発施設、販売会社のネットワークを有しています。インダストリアル部門は、世界的な組織とアプリケーションサポートサービスを通じて、約60の産業用機械部門に部品ならびにシステムを供給しています。その製品レンジは、わずか数mm幅の軸受から外径数メートルにも及ぶ大型軸受まで、多岐にわたります。
 

問・シェフラージャパン