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ズイフトアカデミー2018はラヴリッチが優勝。U23ディメンションデータ加入
レース
2018.11.24
サイクリスト向けのグローバルなオンライン・フィットネスプラットフォーム Zwift(ズイフト)は、Martin Lavrič(マーティン・ラヴリッチ)が2年目となるズイフトアカデミー2018メンズの優勝者となったことを発表した。ラヴリッチは2019年のU23 チームディメンションデータ for クベカに参加する。
革新的な才能発掘プログラムであるアカデミーは2018年、3万人の参加者を記録した。ほとんどのメンバーはフィットネス目的での参加だが、U23ライダーにはチームとのプロ契約を勝ち取るためのコンペティションに参加する機会が与えられる。
19歳のラヴリッチは上位3人のファイナリストとして選出され、シーズンの終わりに南アフリカ・ケープタウンで開催されたチームディメンションデータのトレーニングキャンプに進出。Alex West (ニュージーランド) とOllie Peckover (イギリス) をかわし、2019年の年間契約を獲得した。
マーティン・ラヴリッチのコメント:
「夢が叶いました! エリートのスマートトレーナーが欲しかったので、アカデミーには準決勝を念頭に置いて参加しましたが、プロ契約を勝ち取って帰ることになるなんて! UCIコンチネンタルレベルのレースへの出場経験はあったのですが(2017年/アタッキ・チームグスト)、今回はトップレベルのプロサイクリングチームに知ってもらえるという自分にとって重要な機会となりました。様々なことが大きく変わるでしょうが、この機会をありがたく受け取りたいと思います。」
ズイフターのヘビーユーザーであるエドゥアルド・ボアッソンハーゲンは「ディメンテョンデータのメンバーの多くがズイフトの大ファンですから、アカデミーに関わることができたのは素晴らしいことでした。U23チームが拠点にしているトスカーナに住んでいる年長のメンバーは少ないけれど、彼らもマーティンには注目し続けるでしょう。」と話した。
ライダー全員、準決勝にいたるまで一連のワークアウトやレースをこなし、厳しい審査を乗り越えた。ワークアウトを完了すると、ズイフトのプロレベルの資格のあるコーチがライダーそれぞれのパワープロファイルをチェックし、強み・弱みについてアドバイスする機会が与えられる。またZwiftレースは、ライダーが素晴らしいパワープロファイルを持っているだけでなく、可能な限り最も効果的な手段でそのパワーをどのように使用するかを知っていることを証明するので、レース競技における素晴らしいテストツールとなる。
アカデミーでのレースは、例えばパワフルなライダーにはサーキットレース、軽量級のライダーにはクライムサーキット、ひとりで走りたいライダーにはTTレースなど、様々なタイプのライダーに対し機会を提供。3人のファイナリストはその素晴らしい能力で、アカデミーのコーチに大変強い印象を残した。
トレーニングキャンプの期間に行われたライド for クベカ・チャレンジと同様に、ズイフトアカデミー2018では850台のバイクをクベカに寄付した。地方コミュニティの人々が医療・雇用・教育により簡単にアクセスできるよう、南アフリカ中に配布される予定。
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