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スペインのブルゴス・BHに3週間の活動停止処分が下された

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国際自転車競技連合(UCI)は、スペインのブルゴス・BH(UCIプロコンチネンタルチーム)に対し、懲罰委員会がUCIアンチ・ドーピング規則7.12.1に従って、来年1月16日から2月5日までの21日間、活動停止処分とする決定を下したと発表した。ブルゴス・BHは、この処分期間中、いかなる国際的なイベントにも参加することはできない。

UCIは今年11月5日に、スペイン国立アンチドーピング機構(AEPSAD)が、バイオロジカル・パスポートでアンチドーピング規則違反が見つかったブルゴス・BHのイバイ・サラス(スペイン)に対し、4年間の資格停止処分を下したと発表した。

ブルゴス・BHは、所属していたダビド・ベルダ(スペイン)が、昨年3月10日と3月22日に行われた競技外の検査でEPO陽性になり、同年12月13日にAEPSADから4年間の資格停止処分を下されていたため、サラスの件で、12ヶ月の間に2度目のアンチドーピング規則違反になった。

UCIアンチ・ドーピング規則7.12.1は、12ヶ月の間に2件以上のアンチドーピング規則違反を出したチームに対し、15日から45日の資格停止処分を下すと定めている。この規則により、2015年にイタリアのアンドローニジョカットリが30日間の処分を受け、昨年はイタリアのバルディアーニ・CSFも同様の期間の処分を受けた。

今回ブルゴス・BHは、UCI懲罰委員会の処分が決定する前に、自主的に3週間活動を自粛すると発表。1月21日開幕のラ・トロピカル・アミッサ・ボンゴ(ガボン/アフリカツアー2.1)と、1月31日開幕のチャレンジ・マヨルカ・シリーズへの参加をキャンセルしていた。

ブルゴス・BHは、UCIコンチネンタルチームから今季UCIプロコンチネンタルチームに昇格したチームで、地元のブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)に主催者招待された。

UCI公式サイト