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時計ブランド「ブライトリング」 南アフリカのレースに出走しミッションを達成

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高級時計ブランド、ブライトリングが新たにはじめた「ブライトリング・スクアッド構想」。そのなかのひとつとして、スポーツ界最高峰のアスリートによって構成されているのがブライトリング・トライアスロン・スクワッドだ。
そのメンバーであるヤン・フロデノ、クリス・«マッカ»・マコーマック、ダニエラ・リフの3人は、南アフリカのスウェレンダムで開催された過酷なコロネーション・ダブル・センチュリーへ参加した。

その彼、彼女らとともにブライトリングのジョージ・カーンCEOを筆頭にさまざまなスペシャルゲストを迎えたスクワッドは、南アフリカで限られた交通手段しかないコミュニティに住んでいる人たちに自転車を提供するチャリティを目的とした民間の非営利企業「クベカ」をサポートするという共通のミッションを携えてレースに挑み、そして達成したのだった。


 

ミッションを掲げ、南アフリカのエンデュランスレースを走る


ブライトリングはこれまでの空の領域だけでなく、陸や海の全ての世界における各専門分野で頂点を極めた達人たちによるチーム(スクワッド)を創設した。ブライトリングの持つダイナミックな価値、それは行動・目的・パイオニア精神をスクワッドのメンバーと共有。そして力を合わせ同じ取り組みに携わり、同じゴールを目指すことによってそこに繋がる人々との間の絆を深めることに焦点を当てた構想が「ブライトリング・スクワッド」だ。


そのうちのひとつである、ブライトリング・トライアスロン・スクワッドのメンバーは3人とも、この手の耐久レースに関しては熟練選手。ヤン・フロデノはオリンピックのトライアスロン金メダルとアイアンマン世界選手権優勝の連覇を達成した最初のトライアスリートだ。

クリス・«マッカ»・マコーマックはアイアンマン世界選手権で2度優勝しており、スイスのスターであるダニエラ・リフはアイアンマン世界選手権で優勝を飾るほか、アイアンマン70.3世界選手権でも4回優勝(最後の優勝は2018 年)している。そんな彼らの最初の共同のミッションが南アフリカの自転車レース、コロネーション・ダブル・センチュリーであったことはこの上なくぴったりだったと言えるだろう。

この卓越したトライアスリートたちの参加だけでもすばらしいものだが、ブライトリングチームにはさらに、7度世界選手権で優勝し、複数のオリンピックメダルを獲得しているマウンテンバイカー、ニノ・シューター、アイアンマン優勝者でありデュアスロンスペシャリストのロニー・シルドクネヒト、そしてご存じイタリアのロードサイクリスト、ヴィンチェンツォ・ニバリも含まれていた。ニバリは、グランツール(ブエルタ、ツール ド フランス、ジロ デ イタリア)の全3つのステージレースで優勝した世界の7人のうちの1人だ。ブライトリングCEOのジョージ・カーンも、この卓越したチームと共にコロネーション・ ダブル・センチュリーレースに参加した。
 

このミッションは慈善が目的となる。今回のスクワッドは、南アフリカのチャリティ活動「クベカ」のためのサイクリングとなった。
クベカは、学校や医療施設、職場などに人々が簡単に行き来できるよう自転車を提供するチャリティ。団体名のクベカは「前進」を意味している。自転車があることで生活は大きく変化する。自転車に乗れば、日常品の調達や通学・通勤あるいは災害時の緊急援助など、これまで交通手段がなかったがために行くのが大変だったところにも、簡単に行けるようになるだろう。クベカのプラグラムには、学校に通う児童への「ラーン・トゥ・アーン」プログラム、そして成人対象の「ワーク・トゥ・アーン」プログラムがある。
今回のパートナーシップで集められた寄付金で、クベカは緊急に必要としているコミュニティに500台の自転車を提供することが可能となった。
 
 
コロネーション・ダブル・センチュリーが無事に終了後、ジョージ・カーンは次のように語っている。

「レースの後はみんな疲れ切ってはいるものの、ブライトリングチームの誰もがクベカをサポートすることができたのをとても喜んでいます。すばらしい変化を可能にするためにレースに出場し、本当にそれが実現されたのです。私たちの活動を通じて人々の暮らしが改善することを願っています。このチームの一員であることを、とても光栄に思っています」
 

about ブライトリング


1884年以降、ブライトリングは、高精度のタイムピース、腕時計クロノグラフの開発をリードする役割、その卓越したデザインへの妥協のない取組みにおいて、国際的に高い評価を得たブランドとしての地位を確立してきました。航空界との密接な関係を古くから保ちながら、ブライトリングは人類が大空を自在に行き交うようになるその中で、素晴らしい時間を分かち合ってきました。革新の精神で知られるブライトリングはまた、科学、スポーツ、テクノロジー等の分野においても特別な地位を獲得しています。ムーブメントは自社製造。そして、どの時計においても「スイス製、COSC認定クロノ メーター」というステータスを通じて、その品質が保証されています。




今回はこのレースおよび活動の模様をレポートすべく、サイスポ編集部員もブライトリング・スクワッドの一員となりレースへ参加。
その詳細は、12月20日(木)発売の「サイクルスポーツ2019年2月号」および本サイトでも掲載予定。お楽しみに!


問・ブライトリング・ジャパン