ツアー・ダウンアンダー2019 第2ステージはベヴィンが優勝

 
南半球のオーストラリア開催されているサントス・ツアー・ダウンアンダー2019（ＵＣＩワールドツアー）は、1月16日にノーウッドからアンガストンまでの122.1kmで第2ステージを競い、最後は集団ゴールスプリントになり、残り1kmを過ぎてから集団の中盤で落車が発生したが、巻き込まれなかった選手たちが勝負を競い、ニュージーランドのパトリック・ベヴィン（ＣＣＣチーム）がＵＣＩワールドツアーで初優勝を収めた。

２位はオーストラリアのカレブ・イーウェン（ロット・スーダル）、３位はスロバキアチャンピオンのペテル・サガン（ボーラ・ハンスグローエ）だった。
　
ベヴィンは１月４日にニュージーランドＴＴ選手権で優勝したばかりで、第１ステージの逃げに加わり、中間スプリントポイントで5秒獲得していた。その恩恵で、彼は前日区間優勝したエリア・ヴィヴィアーニ（ドゥクーニンク・クイックステップ）に5秒差を付けて総合首位に立ち、オーカーオレンジの総合リーダージャージも獲得した。

今年からポーランドのＣＣＣ社がタイトルスポンサーになり、ポーランド登録のチームになったＣＣＣチームにとっても、ＵＣＩワールドツアーでの初めての勝利になった。


■ＵＣＩワールドツアーで初優勝を収めたベヴィンのコメント
「ボクにとってワールドツアーで初めての勝利だ。とてつもなく大きいものだ。ワールドツアーでの勝利は達成するのがとても難しいからね。こんなスプリントになるとは思いもしなかった。ボクは自分のキャリアを個人ＴＴの力で築き上げようと一生懸命努力してきた。素晴らしいよ」
　
　

■第２ステージ結果［1月16日／ノーウッド～アンガストン／122.1km］
1. BEVIN Patrick (CCC TEAM / NZL) 3:14:31
2. EWAN Caleb (LOTTO SOUDAL / AUS) +00
3. SAGAN Peter (BORA - HANSGROHE / SVK) +00
4. VAN POPPEL Danny (Team Jumbo - Visma / NED) +00
5. PHILIPSEN Jasper (UAE TEAM EMIRATES / BEL) +00
6. BAUHAUS Phil (BAHRAIN - MERIDA / GER) +00
7. VIVIANI Elia (DECEUNINCK  -  QUICK - STEP / ITA) +00
8. SANCHEZ Luis León (ASTANA PRO TEAM / ESP) +00
9. REIJNEN Kiel (TREK - SEGAFREDO / USA) +00
10. HALVORSEN Kristoffer (TEAM SKY / NOR) +00
11. IMPEY Daryl (MITCHELTON - SCOTT / RSA) +00
95. ARASHIRO Yukiya (BAHRAIN - MERIDA / JPN) +00

■第２ステージまでの総合成績
1. BEVIN Patrick (CCC TEAM / NZL) 6:34:03
2. VIVIANI Elia (DECEUNINCK  -  QUICK - STEP / ITA) +05
3. EWAN Caleb (LOTTO SOUDAL / AUS) +09
4. WALSCHEID Maximilian Richard (TEAM SUNWEB / GER) +09
5. ZAKHAROV Artyom (ASTANA PRO TEAM / KAZ) +09
6. LEA Jason (AUSTRALIA / AUS) +10
7. STORER Michael (TEAM SUNWEB / AUS) +10
8. SAGAN Peter (BORA - HANSGROHE / SVK) +11
9. MARECZKO Jakub (CCC TEAM / ITA) +11
10. CASTRILLO ZAPATER Jaime (MOVISTAR TEAM / ESP) +12
90. ARASHIRO Yukiya (BAHRAIN - MERIDA / JPN) +15

（レース公式サイト）