天岩戸神社を過ぎると道はいよいよヒルクライムモード。ルート後半になると12%を超える急勾配も待っているので上り応えは十分。飛ばし過ぎないようにしっかりペースを守って走りたい。峠道は周囲に木々が生い茂り、くねくねとカーブが続く山道だが、鉾神社の近くにくると急に眺望が開け、棚田と上岩戸大橋が織り成すすばらしい風景と出合える。ここで見られる棚田は石積みではなく、土で固めた土坡(どは)で造られたもので、曲線がなんとも美しい。いずれにしてもこんな傾斜地を人力で切り 開き、田んぼにしてしまった先人の努力には敬服するしかない。我らサイクリストも疲れたなんて言ってられない。ゴールまで頑張ってペダルを踏もう。