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絶景の丘陵を走り抜ける快感! 丘のまちびえいセンチュリーライド

イベント
今年、ついに記念すべき第10回目を迎える「丘のまちびえいセンチュリーライド」。前回取材した時のレポートを掲載するので、北海道の絶景ライドをぜひ読んで体感してみてほしい。

第9回「丘のまちびえいセンチュリーライド」レポート

自然あふれる北海道の中でもとりわけ美しいとされる道北・美瑛町。絶景の丘陵地を2日間にわたり走り抜けるセンチュリーライドには、多くのサイクリストの笑顔の花が開いた。

開催日:2018年9月22日~23日
開催地:北海道上川郡美瑛町
主催者:NPO美瑛エコスポーツ実践会


text & photo●本誌・松村健吾


 

空と丘のコントラストが美しい。 全ての丘陵が芸術作品のよう!

雄大な北海道の中にあって、〝丘のまち〞として知られるのが美瑛町だ。そのロケーションを生かして、2018年で9回目となる「丘のまちびえいセンチュリーライド」 が2日間にわたり開催された。

美瑛町は旭川空港から車で15分、旭川駅からは南に約30kmほどで、北海道のど真ん中に位置する。電車でもアクセスしやすいとあって、本州から輪行で大会へと参加するサイクリストも多い。

大会の主役となるコースは、初日が60km、2日目は100km。〝丘のまち〞と言われるだけにアップダウンは多いが、2日間あるので無理なく〝センチュリー〞を達成できる。 

スタート前、参加経験のある道民ライダーに話を聞くと「丘の景色は最高!」とのこと。やはり美瑛の丘は雄大な景色として規格外なんだなあと、改めて実感。

初日はスタート前から雨がぱらつき、走る気持ちが萎えてしまいそうだったが、浜田哲美瑛町長の元気な開会宣言とエスコートリーダーの堂城賢さん(やまめ工房代表)をはじめ、ロードレース解説でおなじみの栗村修さん、宇都宮ブリッツェンGM廣瀬佳正さん、同チームで北海道出身の阿部嵩之選手など豪華な招待選手の明るさに包まれて、参加者の笑顔の絶えないライドとなった。

 
●釧路から参加の佐川さんご夫婦。第1回から参加し続けるのは、昔美瑛にお住まいで、2人でスポーツサ イクルを始めた特別な場所だからなんだそう
●釧路から参加の佐川さんご夫婦。第1回から参加し続けるのは、昔美瑛にお住まいで、2人でスポーツサ イクルを始めた特別な場所だからなんだそう
●札幌のサイクルショップ「サイクルプラザ」の皆さん。ずっと一緒に走っていて、笑顔が絶えず存在感高し!
●札幌のサイクルショップ「サイクルプラザ」の皆さん。ずっと一緒に走っていて、笑顔が絶えず存在感高し!
●7回目の参加となる谷川明弘さんは、日ハムと黄色好きが高じてこんな姿に。「イベントで見かけたらひよこおじさんと呼んでください」(笑)
●7回目の参加となる谷川明弘さんは、日ハムと黄色好きが高じてこんな姿に。「イベントで見かけたらひよこおじさんと呼んでください」(笑)
●初日の60km、雨がぱらつくなか黙々と上る参加者
●初日の60km、雨がぱらつくなか黙々と上る参加者


2日目、雨上がりの澄んだ空気の中をさっそうとスタートするライダーたち。コースに待ち受ける多くのアップダウンを頑張って走り抜けると、そこは絶景ばかり!参加者は「おぉ~!」と感嘆の声を上げ、写真を撮り、疲れなんてなんのその。

 
●豪華ゲストライダーによる〝ほんわか〞トークショー「今までとこれからの宇都宮ブリッツェン」は、2日目の100kmスタート前に開催され大盛況!
●豪華ゲストライダーによる〝ほんわか〞トークショー「今までとこれからの宇都宮ブリッツェン」は、2日目の100kmスタート前に開催され大盛況!
●シンクロ率100%のピースサインで息の合ったところを見せてくれた、札幌から参加の的場さん親子
●シンクロ率100%のピースサインで息の合ったところを見せてくれた、札幌から参加の的場さん親子
●100kmコースの後半、ケンとメリーの木という「愛のスカイライン」のTVCMで起用された、ポプラの木を走り抜ける、さとしさん、しゅんさん、つばささん(右から)!
●100kmコースの後半、ケンとメリーの木という「愛のスカイライン」のTVCMで起用された、ポプラの木を走り抜ける、さとしさん、しゅんさん、つばささん(右から)!
●100km最後のエイドで出迎えてくれたのは、ボランティアスタッフの笑顔と美瑛産直グルメたち!かぼちゃ団子おいしかったな~
●100km最後のエイドで出迎えてくれたのは、ボランティアスタッフの笑顔と美瑛産直グルメたち!かぼちゃ団子おいしかったな~
●職場仲間3人とその友達という4人組。景色が入るようにしゃがんでくれたナイスガイたち(左から宮村さん、宮川さん、福永さん、綱島さん)
●職場仲間3人とその友達という4人組。景色が入るようにしゃがんでくれたナイスガイたち(左から宮村さん、宮川さん、福永さん、綱島さん)


一つとして丘陵の曲線・色彩・農作物・空とのコントラスト、同じ景色はなく、重なり合う景色がとこで見てもアート作品のようで、美しいだけではなく見る者を飽きさせない。ゴール後、完走者の多くが「また来たい!この景色を見たことのない友達や恋人に見せてあげたい!坂はしんどいけれど(笑)」と口にする。この大会にリピーターが多いのは、絶景を満喫できるからだ。

 
●旭川トヨペットのみなさんも参加。サイクリストにお薦めな車はと尋ねると「ハイエース!!」と口をそろえてました。編集部でも重宝してます!
●旭川トヨペットのみなさんも参加。サイクリストにお薦めな車はと尋ねると「ハイエース!!」と口をそろえてました。編集部でも重宝してます!
●ゴール後の爽やかな笑顔をくれたのは、岩見沢市ファンライドサークルに所属する会社の同僚。てんこ盛りのアップダウンでヘトヘトになっても「沿道の声援がうれしかった」と語る
●ゴール後の爽やかな笑顔をくれたのは、岩見沢市ファンライドサークルに所属する会社の同僚。てんこ盛りのアップダウンでヘトヘトになっても「沿道の声援がうれしかった」と語る


2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、丘のまちびえいセンチュリーライドに参加して改めてこの地の美しさを満喫した。来年もまたこの景色と再開したいと、強く願うのだった。




第10回丘のまちびえいセンチュリーライド、8/25までエントリー受付を延長!

第10回「丘のまちびえいセンチュリーライド」は2019年9月28日(土)、29日(日)に開催される。エントリーは8月25日(日)までに延長された。


北海道美瑛町からのお知らせ:

コースは2日間合計160kmの“センチュリーライドコース”と2日間合計55kmの“美瑛の丘めぐりコース”の2コースを設けて開催するほか、2日間合計約200kmのコースを走行する「10回大会記念コース」を設けております。

ガイドスタッフ・エスコートスタッフが組ごとに走りますので、自転車ビギナーの方でも安心して楽んで頂けますし、エキスパートの方も、「丘のまちびえい」の連続した波状丘陵地帯などテクニカルなコースもありますので存分に楽しんで頂けます。

農村景観、雄大な十勝岳等、美瑛の自然と起伏に富んだコースを満喫していただけるファンライドイベントです。

交歓会では地元の婦人ボランティアによる美瑛の秋の味覚を堪能できます。また、約20km毎に設けるエイドステーションでも美瑛の特産物をご用意しておりますので、美瑛の食も楽しみながら美瑛の大自然を走ってください。

そして、今年のゲストライダーは、
チームラバネロ所属の丸山繁一さん、
日本自転車普及協会主幹調査役の栗村修さん、
宇都宮ブリッツェンサイクルスポーツマネージメント株式会社代表取締役社長の柿沼章さん、
宇都宮市のサイクルユーチューバー MIHOさん、
稚内市出身のトライアスロン選手であり自転車競技選手の藤田征樹さん
チームUKYO所属選手の畑中勇介さん、
愛三工業レーシングチーム所属選手の住吉宏太さん、
そしてエスコートリーダーは「堂城賢」さんです。
ゲストライダーの皆様とも一緒に走れますよ。

10回大会記念のプレミアムイベントとして、ゲストライダーと行くファンライドや小学生向けサイクリング教室なども開催予定です。

美瑛町は旭川駅から車で約40分、旭川空港から約15分のところに位置し、道内に限らず道外からのアクセスも良好です。

現在エントリー募集中です。インターネット、郵便振替にてエントリーができます。詳しくは、大会ホームページをご覧いただくか、大会事務局(TEL:0166-92-3333)までお問い合わせください。

皆様のご参加をお待ちしております!!

 



丘のまちびえいセンチュリーライド公式ホームページ