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UCI公認国際自転車ロードレース「第6回ニセコクラシック」に過去最多の1500人が参加

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UCI公認の国際自転車ロードレース「第6回ニセコクラシック」が2019年7月6日、7日に開催された。ニセコクラシックはUCIグランフォンド・ワールド・シリーズ(UCIGFWS)の予選大会として認知されており、上位入賞者はUCIグランフォンド・ワールド・チャンピオンシップの出場権を得ることができる(今年のチャンピオンシップはポーランド・ポズナン市で開催)。このようなUCIの公認レースとしてアジアで開催されているのは、ニセコクラシック以外では1レースのみ(インドネシア:ツール・ド・ビンタン)となる。

第6回大会へはロードレースに1300人、タイムトライアルレースに228人のエントリーがあった。海外からは約30か国からエントリーがあり、より国際的なレースへと飛躍(昨年大会は20か国)。最年少参加者は15歳、最年長参加者は73歳と幅広い年齢層が集い、ニセコの大地を疾走した。国内初のUCIGFWSとして併設されたタイムトライアルレースでは、倶知安町内の特産品であるじゃがいもの花が咲く風光明媚な景色の中、約13kmの特設コースを選手が駆け抜けた。

 


140kmロードレーススタート時の天気は晴れ、気温は約17℃と北海道の夏らしい絶好のレース日和となった。140kmレースで最速タイムを出したのは松木健治さん(VC福岡)で、タイムは3:35:34。70kmレースで最速タイムを出したのは西谷雅史さん(チームオーベスト)で、タイムは1:58:18だった。

 
140kmロードレース男子40-44カテゴリー表彰の様子。1位は松木健治さん(VC福岡)、2位は田崎友康さん(F(t)麒麟山レーシング)、3位は大野国寿さん(F(t)麒麟山レーシング)。UCIGFW対象のエイジカテゴリー1位の選手にはUCIジャージが送られる

また、メイン会場で併催されたサイクルフェスティバルウィークエンドでは、自転車関連のブース展開はもちろん、地元の農産物を用いた飲食物の提供、ライブ演奏やじゃがいものつかみ取りイベントなど様々なイベントが展開され、競技者とその家族、旅行者や地元の人たちを含む述べ6000人もの参加者を迎え入れた。

来年の「第7回ニセコクラシック」は2020年7月11日から7月12日の開催を予定している。

 


第6回ニセコクラシック
開催日:2019年7月6〜7日

ロードレース(RR):
【140km】ヒラフよりスタート、アンヌプリ山麓、パノラマライン、日本海を経由し、ヒラフへ再び折り返す
【70km】蘭越よりスタート、日本海を経由しヒラフを目指す
タイムトライアル(TT):
倶知安町内の特産品であるじゃがいもの花が咲く風光明媚な景色の中を通る約13kmの特設コース

参加人数:RR1300人、TT228人(道外参加者約50%、海外参加者約20%)


レース結果はニセコクラシックウエブサイトで。