ジャパンカップ・クリテリウムでパーマー優勝！

宇都宮市で１０月２３日から恒例のジャパンカップサイクルロードレースが開幕した。今年は初日の土曜日に、駅前大通りを使用してクリテリウムが初めて行われ、１周１．５５kmのコースには幾重にもなるほどの観客がつめかけ、本場のロードレースを堪能した。レースは最後のゴールスプリントを制してオーストラリアのトーマス・パーマー（ドラパック・ポルシェ）が優勝し、地元特産の大谷石でできたトロフィーを獲得した。期待されたベテランのロビー・マキュアン（チームカチューシャ）は４位に終わった。（Foto: Japan Cup Cycle Road Race)

■２０１０ジャパンカップ・クリテリウム［ＵＣＩ未登録レース／１０月２３日／３１km］
１　トーマス・パーマー（ドラパック・ポルシェ／オーストラリア）　　　　　　　　４２分２０秒
２　デニス・ガリムジャノフ（チームカチューシャ／ロシア）
３　グスタフ・ラーション（チームサクソバンク／スウェーデン）
４　ロビー・マキュアン（チームカチューシャ／オーストラリア）　　　　　　　　　　　　＋２秒
５　アンドレ・ステーンセン（チームサクソバンク／デンマーク）　　　　　　　　　　　　＋２秒
６　クラウディオ・クチノッタ（デローザ・スタックプラスティック／イタリア）　　　　　＋２秒
７　宮澤崇史（チームＮＩＰＰＯ／日本）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＋２秒
８　プーチョン・サイウドンシン（クムサン・ジンセン・アジア／タイ）　　　　　　　　　＋２秒
９　辻善光（宇都宮ブリッツェン／日本）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＋２秒
10　デービッド・ペル（ドラパック・ポルシェ／オーストラリア）　　　　　　　　　　　　＋２秒
14　別府史之（スペシャルチーム／　日本）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＋２秒
20　新城幸也（Ｂボックス・ブイグテレコム／フランス）　　　　　　　　　　　　　　　　＋２秒

☆☆☆いよいよ今日はジャパンカップ本番！

２４日には森林公園周回コースで第１９回大会となるジャパンカップ（ＵＣＩアジアツアー１．ＨＣ）が開催される。２３日には海外招待チームの有力選手が集い、レースへの抱負を語った。５月に開催されたツアー・オブ・ジャパンを制し、今大会で優勝すれば史上初のダブル王者になるイタリアのクリスティアーノ・サレルノ（デローザ・スタックプラスティック）は「沿道の声援が多ければ多いほどボクたちのグリンタ（イタリア語でやる気）になるんだ。だからたくさん応援してほしい」と語っていた。