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宇都宮ブリッツェン:炎天下のJBCF湾岸クリテリウムで 阿部嵩之が優勝

レース

7月27日(日) 東京・お台場で開催されたJPT第12戦 JBCF湾岸クリテリウム P1 決勝(34.8km)で、宇都宮ブリッツェンの逃げのスペシャリスト、阿部嵩之が優勝した。

宇都宮ブリッツェン出場選手:鈴木真理/増田/鈴木譲/阿部/大久保/青柳/堀/城田

・リザルト

1位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 49m31s 42.16km/h

2位 末永周平(CROPS x championsystem) st

3位 和田力(マトリックスパワータグ) +01s

 

 

宇都宮ブリッツェン・清水監督のコメント

「今日は阿部選手がチャンスをしっかり物にしてくれたので、結果的には良かったと言えるレースになりました。チームの当初のプランとしては、横風が吹く橋の部分で積極的に攻撃を仕掛けて集団の人数を削っていくという予定だったのですが、決勝レースでは天候が変わってしまったこともあり、完璧にプラン通りという動きにはなりませんでした。

ただ、予定通りの展開に持ち込むことはできませんでしたが、選手たちはそこからしっかりと軌道修正をしてくれ、結果を残してくれました。これまでのレースでは軌道修正し切れないことも多かったので、その点では収穫のあったレースだったと感じています。

優勝した阿部選手も、チームとしてのプランを遂行しながら勝利をつかむという新たな走りのパターンを手に入れてくれたことも大きな収穫です。レースはこの後しばらく中断期間に入りますが、疲労が溜まってきている選手もいますので、まずはしっかりと休んでコンディションを戻すことを重視しながら、後半戦に向けて特に若手選手が上位に入ってこられるようなレベルアップも図っていきたいと思います。」

 

 

阿部選手のコメント

「やはり、勝つというのはうれしいですね。最近は、逃げていても他チームの選手をマークすることや誰かを勝たせるということを重視していたので、今日のように少ないチャンスをものにして勝てたということは、僕のようなタイプの選手にとっては大きいことだと思います。

ただ、毎回このようなチャンスが訪れる訳ではないので、まずはチームの勝利のための動きをしっかりとやりながら、少ないチャンスが訪れた時に、それをしっかりとものにできるような準備を欠かさずにいたいと思います。

個人的には全日本選手権から続いているコンディションの良さが一旦落ちる時期に来ていると思うので、中断期間でしっかりと身体を休ませた上で、また身体を作り直してJプロツアーの後半戦、個人的に思い入れのあるツール・ド・北海道でいい走りができるようにしていきたいと思います。ファン・サポーターの皆さんには今日もたくさんの声援をいただき、ありがとうございました。引き続きご声援をいただけますよう、よろしくお願いします!」

 

 

レースレポートはこちら http://blitzen.air-nifty.com/racereport/2014/07/jpt12-jbcf-6912.html

 

・2014年Jプロツアー個人ランキング

1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 6,540P

2位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) 6,230P

3位 ホセヴィセンテ・トリビオ(Team UKYO) 5,640P

 

・2014年Jプロツアーチームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 22,810P

2位 Team UKYO 18,060P

3位 シマノレーシング 12,171P

 

・レース&イベントスケジュール

8/31 JBCFみやだクリテリウム 長野県 JPT第13戦

9/7 JBCF TTチャンピオンシップ 栃木県 JPT第14戦

9/13-15 ツール・ド・北海道  北海道 UCI-2.2

9/14 ツール・ド・日光 栃木県 協力イベント

9/21 JBCFロードチャンピオンシップ 広島県 JPT第15戦

9/28 JBCF南魚沼ロード 新潟県 JPT第16戦

 
写真:JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟