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ツアー・オブ・ジャパンの富士山ステージでディボールが区間優勝/バリアーニが総合首位!

レース


第16回ツアー・オブ・ジャパン(アジアツアー2.1)は、5月24日にふじあざみライン入口から富士山須走口5合目までの11.4kmの第4ステージを競い、オーストラリアのベンジャミン・ディボール(ヒューオンサーモン・ジェネシス)が区間優勝した。2位にはディフェンディングチャンピオンのフォルトゥナート・バリアーニ(チームNIPPO・デローザ)が4秒遅れで走り、総合首位の座を獲得した。3位はフランスのダミアン・モニエ(ブリヂストン・アンカー)だった。38歳のバリアーニは、昨年も富士山ステージでリーダージャージを獲得して総合優勝した。今大会ではディフェンディングチャンピオンでありながらゼッケン1は与えられなかったが、自らの脚でナンバー1の座を獲得したわけだ。総合上位を目指している西薗良太(チャンピオンシステム)は、過酷な富士山ステージを3分30秒遅れの区間11位で終えたが、3分48秒遅れの総合6位にとどまり、日本人選手で唯一総合トップ10をキープしている。25日の土曜日は静岡県伊豆市のは日本サイクルスポーツセンター周回コースで146.4kmの第5ステージが行われる。上りと下りしかない厳しい伊豆ステージを終えると、いよいよ日曜日はグランフィナーレの東京ステージだ。
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■第4ステージ結果[5月24日/富士山/11.4km]
1 ベンジャミン・ディボール(ヒューオンサーモン・ジェネシス/オーストラリア)39分47秒
2 フォルトゥナート・バリアーニ(チームNIPPO・デローザ/イタリア)+4秒
3 ダミアン・モニエ(ブリヂストン・アンカー/フランス)+46秒
4 ジュリアンデービッド・アレドンド(チームNIPPO・デローザ/コロンビア)+1分14秒
5 ネイサン・アール(ヒューオンサーモン・ジェネシス/オーストラリア)+2分08秒
6 シモーネ・コンパニャーロ(チームNIPPO・デローザ/イタリア)+2分11秒
7 トマ・ルバ(ブリヂストン・アンカー/フランス)+2分14秒
8 飯野智行(宇都宮ブリッツェン/日本)+2分43秒
9 ジャイ・クロフォード(ヒューオンサーモン・ジェネシス/オーストラリア)+2分46秒
10 エリア・ファビッリ(ランプレ・メリダ/イタリア)+2分58秒
11 西薗良太(チャンピオンシステム/日本)+3分30秒
13 クリスティアーノ・モングッジ(ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア/イタリア)+3分40秒
■第4ステージまでの総合成績(グリーンジャージ)
1 フォルトゥナート・バリアーニ(チームNIPPO・デローザ/イタリア)8時間35分33秒
2 ジュリアンデービッド・アレドンド(チームNIPPO・デローザ/コロンビア)+1分8秒
3 ダミアン・モニエ(ブリヂストン・アンカー/フランス)+1分36秒
4 トマ・ルバ(ブリヂストン・アンカー/フランス)+2分39秒
5 ベンジャミン・ディボール(ヒューオンサーモン・ジェネシス/オーストラリア)+3分18秒
6 西薗良太(チャンピオンシステム/日本)+3分48秒
7 クリスティアーノ・モングッジ(ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア/イタリア)+4分4秒
8 ダレン・ラップソーン(ドラパック/オーストラリア)+4分12秒
9 ロビー・ハッカー(ドラパック/オーストラリア)+5分13秒
10 ネイサン・アール(ヒューオンサーモン・ジェネシス/オーストラリア)+5分22秒
[各賞]
■ポイント賞(ブルージャージ):ピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニ・セッレイタリア/イタリア)
■山岳賞(レッドジャージ):ダビデ・ビガノ(ランプレ・メリダ/イタリア)
■新人賞(ホワイトジャージ):ジュリアンデービッド・アレドンド(チームNIPPO・デローザ/コロンビア)
■チーム成績:チームNIPPO・デローザ(日本)
(http://www.toj.co.jp)
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