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IOCがアームストロングの2000年シドニー五輪成績を剥奪

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国際オリンピック委員会(IOC)は1月17日に、2000年のシドニー五輪に参加した米国のランス・アームストロングの成績を剥奪したと発表した。アームストロングはアンチ・ドーピング規則違反で、昨年10月に米国アンチドーピング機関(USADA)から永久資格停止処分と、1998年8月1日以降のすべての成績剥奪処分を受け、国際自転車競技連合(UCI)もこの処分を承認していた。IOCの決定で、アームストロングはシドニー五輪男子個人タイムトライアルで獲得した銅メダルと、男子ロードレース13位の成績を失ってしまった。IOCが剥奪決定を発表したのは、米国でアームストロングが出演するトーク番組『オプラズ・ネクスト・チャプター』の放映日。全米のメディアはこの番組のなかで、アームストロングがパフォーマンスを向上させる薬物を使っていたことを認めると報じている。(http://www.olympic.org/)