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西薗良太が古巣・ブリヂストンアンカーから現役復帰

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東京大学自転車競技部出身で、2013年のシーズン終了をもって一度はプロロード選手としてのキャリアを終えた西薗良太が、来シーズンから古巣・ブリヂストンアンカーで現役復帰することが12月19日に明らかになった。

 

 

西薗選手は東大自転車競技部時代に頭角を現し、2009年にインカレ個人ロードレースと個人タイムトライアルを制して学生ロード2冠を達成。2011年にシマノレーシング、2012年シーズンにブリヂストンアンカーと国内有力チームを渡り歩き、2012年には全日本選手権個人タイムトライアルでチャンピオンとなった。

2013年にはUCIプロコンチネンタルチームのチャンピオンシステムで活動。同年のシーズン終了をもってチームが解散したことを受け、プロレーサーとしての引退を表明していた。

プロ引退後は、仕事をしながら実業団エリートツアーに参加していたが、今年の夏ごろにプロ選手としての現役復帰を決意。世界に挑戦する環境が整っているブリヂストンアンカーに自ら復帰を願い出たという。

 

 

現役復帰の理由について、西薗選手は「自転車選手としての能力をまだ100%伸ばし切れていないという実感があり、もっと強くなって世界に挑戦したいと思ったから」と説明。今後の目標として、全日本選手権TTのタイトル奪還と全日本ロードでの優勝を挙げ、将来的にはヨーロッパのUCIレースでの入賞を目指したいとしている。


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