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宇都宮ブリッツェン:ジャパンカップ・クリテリウムで大久保8位、鈴木&城田がスプリント賞
レース
2015.10.18
アジア最大規模のワンデーレース「ジャパンカップ」のプレイベントとなる「ジャパンカップ・クリテリウム」が栃木県宇都宮市中心部 一周1.55kmの周回コースで開催され、トレック・ファクトリー・レーシングの別府史之がベン・スウィフト(チームスカイ)、スティール・ヴォン・ホフ(クリテリウムスペシャルチーム)とのスプリント勝負を制し、優勝を果たした。
地元・宇都宮ブリッツェン勢は、序盤から積極的な動きを見せて5周回目のスプリント賞を鈴木譲、10周回目を城田大和が獲得して今日の表彰台に上がる権利を得た。また、最終周回に入る段階からは鈴木真理と青柳憲輝が大久保陣を牽引。大久保はゴールスプリント勝負で8位と自身最高位を獲得。世界の強豪チームを相手に結果と魅せる走りのどちらもを示し、翌日のロードレースに弾みをつけた。
地元・宇都宮ブリッツェン勢は、序盤から積極的な動きを見せて5周回目のスプリント賞を鈴木譲、10周回目を城田大和が獲得して今日の表彰台に上がる権利を得た。また、最終周回に入る段階からは鈴木真理と青柳憲輝が大久保陣を牽引。大久保はゴールスプリント勝負で8位と自身最高位を獲得。世界の強豪チームを相手に結果と魅せる走りのどちらもを示し、翌日のロードレースに弾みをつけた。
清水監督コメント
「今日は大久保選手のゴールスプリントでの表彰台を目標にレースに臨みました。結果としては表彰台まであと一歩ということになりましたが、昨年に阿部選手が素晴らしい動きを見せてくれたのと同様に、今年も鈴木真理選手と青柳選手がいい形で大久保選手を引き上げる動きを見せるなど、UCIプロチームがコントロールする集団の中で渡り合ってくれたと思います。
ただ、優勝した別府選手を牽引したトレック・ファクトリー・レーシングの力強く連携のとれた走りを見せられると、やはりもっと全体のチーム力を上げていかなければいけないと感じています。
また、序盤のスプリント賞争いでは、最初の5周回目に鈴木譲選手がベテランならではの流石の走りで獲得してくれました。
そして、今回はクリテリウムだけの出場となった城田選手に関しては、序盤から積極的にスプリント賞を狙う走りをするということを決めていて、予定通り逃げに入ってスプリント賞を獲得してくれ、初出場となるジャパンカップでしっかり与えられた役割を果たしてくれたと思います。レース全体を通して見ても、出場した5選手それぞれがしっかりと自分の役割を果たしてくれたので、まずは一安心という感じです。
今年も例年以上に多くのファンの方に来ていただき、私もチームカーを運転してコースを回った時に思わずウルっとしてしまったくらい嬉しくて、それは選手たちも同じだったと思います。このいい流れのまま明日もしっかりと走りたいと思いますので、明日もぜひ会場に来ていただき、変わらぬ声援をいただければ嬉しいです。どうもありがとうございました!」
Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
宇都宮ブリッツェン公式サイト http://www.blitzen.co.jp/
ジャパンカップ・クリテリウム結果
2015/10/17(土) / 宇都宮市大通り31.0km(1.55km×20Laps)
1位 別府史之 (トレック・ファクトリー・レーシング) 42m29s 43.8km/h
2位 ベン・スウィフト (チーム・スカイ) st
3位 スティール・ヴォン・ホフ (クリテリウム・スペシャルチーム) st
4位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) st
5位 アルベルト・ベッティオール (チーム・キャノンデール・ガーミン) st
6位 フローリス・ゲルツ (BMCレーシング・チーム) st
7位 小野寺玲 (那須ブラーゼン) st
8位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st
9位 畑中勇介 (Team UKYO) st
10位 アンドレア・ペロン (チーム・ノボ ノルディスク) st
54位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +33s
65位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +51s
72位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +1m34s
73位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +1m58s
出走=77名/完走=74名