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ウィルンガ・ヒルがゴールのダウンアンダー第5ステージはポートが区間優勝し、ゲランズが総合首位をキープ!

レース
 
南半球のオーストラリアで開催中の第18回サントス・ツアー・ダウンアンダーは、1月23日にウィルンガ・ヒルのトップにゴールするクイーンステージの第5ステージを競い、地元オーストラリアのリッチー・ポート(BMC)が独走で優勝した。

ポートはこれでダウンアンダーのウィルンガ・ヒル・ステージを、3年連続で制したことになる。「正直言って、まったく期待していなかった。BMCのみんなは全く信じられないくらいで、彼らはここでボクをサポートしてくれた。ボクはまだこのチームで走り始めたばかりだし、とても素晴らしいよ。オーストラリアで勝つのはいつでも素晴らしいし、ウィルンガのトップで3回連続で勝てて本当にハッピーさ」と、彼は区間優勝の喜びを語っている。ポートはこの日の走りで総合2位にも浮上した。

オーカー・オレンジのリーダージャージを着たサイモン・ゲランズ(オリカ・グリーンエッジ)は17秒遅れのグループでゴールしたが、総合でポートとのタイム差は36秒離れていたため、総合首位の座はキープできた。これでゲランズは4度目の総合優勝が濃厚になった。

しかし、9秒差で総合2位に付けたポートも、最終日逆転を目指してボーナスタイムを狙うと宣言している。
 
 
 
 
■第5ステージ結果[1月23日/マクラーレン・ベール~ウィルンガ・ヒル/151.5km]

1 リッチー・ポート(BMC/オーストラリア)3時間34分16秒
2 セルヒオ・エナオ(チームスカイ/コロンビア)+6秒
3 マイケル・ウッズ(キャノンデール/カナダ)+9秒
4 ディエゴ・ウリッシ(ランプレ・メリダ/イタリア)+17秒
5 ラファエル・バルス(ロット・ソウダル/スペイン)+17秒
6 ルベン・フェルナンデス(モビスター/スペイン)+17秒
7 ドメニコ・ポッゾビーボ(AG2R・ラモンディアル/イタリア)+17秒
8 サイモン・ゲランズ(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)+17秒
9 ハーリンソン・パンタノ(IAM/コロンビア)+17秒
10 パトリック・ベビン(キャノンデール/ニュージーランド)+17秒
28 ローハン・デニス(BMC/オーストラリア)+54秒
■第5ステージまでの総合成績
1 サイモン・ゲランズ(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)17時間16分31秒
2 リッチー・ポート(BMC/オーストラリア)+9秒
3 セルヒオ・エナオ(チームスカイ/コロンビア)+11秒
4 ジャイ・マッカーシー(ティンコフ/オーストラリア)+20秒
5 マイケル・ウッズ(キャノンデール/カナダ)+20秒
6 ルベン・フェルナンデス(モビスター/スペイン)+28秒
7 ドメニコ・ポッゾビーボ(AG2R・ラモンディアル/イタリア)+28秒
8 ラファエル・バルス(ロット・ソウダル/スペイン)+36秒
9 ステーベ・モラビト(FDJ/スイス)+49秒
10 パトリック・ベビン(キャノンデール/ニュージーランド)+50秒
16 ローハン・デニス(BMC/オーストラリア)+1分03秒
(http://www.tourdownunder.com.au)