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小坂光がジャパンシクロクロスシリーズ総合優勝

レース
宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光は、2月14日(日)に開催されたシクロクロス東京で惜しくも2位となったが、ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズで総合優勝を決めた。

Cycle Cross Tokyo 2016(JCX第11戦)
開催日:2月14日(日) 
開催地:東京・お台場海浜公園

男子エリート 60m 
1位 ジェレミー・パワーズ (ASPIRE RACING) 59m02s
2位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +1s
3位 竹之内悠 (TOYO) +15s
4位 ベン・ベルデン (WCUP) +26s
5位 ギャリー・ミルバーン (Trek championsystem) +3m59s
6位 ティム・アレン (FEEDBACK SPORTS) +4m35s
7位 丸山厚 (BOMA RACING) +5m02s
8位 門田基志 (TEAM GIANT) +5m35s
9位 前田公平 (弱虫ペダルシクロクロスチーム) +5m43s
10位 ザック・マクドナルド (Streamline Insurance Services) -1Lap
出走=31名/完走=9名

 


小坂光のコメント:
今日のレースは強豪選手が何名か海外から来ていたので、その選手たちにどこまで対抗できるかということをテーマにレースに挑みました。序盤は少し出遅れてしまった部分があったのですが、コース自体が砂浜区間で少しミスをしただけですぐに秒差が詰まる感じだったので、とにかく落ち着いて走ることを心がけて、その通りに今日はすごく集中できていたので、一つひとつ順位を上げていきました。

そうするうちにトップの竹之内選手とパワーズ選手が見えてきて、林の中のテクニカル区間で一気に交わしてトップに出られたんですが、やはりパワーズ選手は余裕を持っていたと思いますし、最後のパワー区間で前に出させてはいけなかったところで自分自身もライン取りで失速してしまったところもあって、その隙を突かれて先行されてしまいました。最後までああやって競って勝利の可能性が見えましたし、こういう観客が多い場所でそのような走りがしっかりとできたことは良かったと思い
ます。

ただ、世界選手権やワールドカップなどのコースの方がよりハードなので手放しで喜ぶということはできませんが、強豪選手がそろい集客力もある大事なレースでしっかり結果を出せるということも同じくらい重要だとは思うので、今日のベストを尽くせたという部分も併せて良かったんじゃないかな、と。

宇都宮からもたくさんの方に応援に来ていただき、レース中も本当にたくさんの人に名前を呼んでいただけので、それがすごく力になって最後まで諦めずに集中できたと思います。今シーズンを通してすごくたくさんの声援を送っていただいてありがとうございました。来シーズンは全日本選手権が宇都宮で開催されるということもあって、これまで以上に大事なシーズンだと思っています。そこに向けて今日の走りでいい感触をつかめましたし、ここからまた、しっかりやっていかなければいけないなという気持ちにもなりましたので、来シーズンも楽しみにしていただければと思います!

宇都宮ブリッツェン・レースレポート http://blitzen.air-nifty.com/racereport/2016/02/cycle-cross-tok.html