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別府史之「春のクラシック、そしてツールのセレクションに向けて、調子はいい」

レース
3月6日から13日までフランスで開催された、第74回パリ〜ニース。2013年以来3度目の出場となり、無事に完走を果たした別府史之(トレック・セガフレード/日本)をフィニッシュ直後のチームバス前でインタビューした。

CS:3回目のパリニースを走り終えての感想は?
別府:第3ステージ、地元のコースで大雪が降ってキャンセルになってしまった。第5ステージ、モン・バントゥ中腹のシャレ・レナール峠へのステージは調子を崩していたんですが、昨日の第6ステージではリカバリーして、最終日は前には残れなかったけど、いい位置でレースができた。春のクラシックに向けていいトレーニング、イメージが持てました。

フランク・シュレクが落車でリタイアしてしまったのは残念ですね。第2ステージでニッコロ・ボニファッツィオが、第4ステージでエドワルド・トゥンスがそれぞれステージ2位に入って、そのための仕事をずっとしていました。

ボジョレーステージの次、第4ステージ狙ってた。逃げて、いいポジションで逃げ切りたいと思っていた。でもうまくはまらなかった。まあ、でも手ごたえはありました。

CS:今年、これからの目標は?
別府:
春先のクラシックと、ツール・ド・フランスのセレクションに残ることを狙っています。

CS:前日に初開催の市民サイクリングイベントがあったのですが、一般ライダーがこのコースを走るうえで気をつけておきたいことは?
別府:
まずは景色が最高! ただ、アップダウンがきついですね。なかなか気楽に走れるコースじゃないけど、南仏のオリーブの木とか勾配のいい感じとか、天気のよさも味わえる。そんないいコースです。ただ、下りがすごくトリッキーなので気をつけて。空気圧とタイヤ選びは大切ですね。
 
CS:チームメイトではホイールにアイオロス5(50mmハイトリム)を選んでいる人もいますが、別府選手はアイオロス3なんですね。理由は?
別府:
このホイールは回りも軽いし、クッション性が高いので荒れた路面でも跳ねなくて乗り味がいいですね。それで選択しました。

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