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ツアー・オブ・ジャパン南信州ステージは内間がゴール前で吸収され、スプリントでハラミーリョが区間優勝

レース
 
第19回ツアー・オブ・ジャパン(アジアツアー2.1)は、6月2日に長野県飯田市で123.6kmの南信州ステージを競い、残り5周回から単独で逃げ続けた内間康平(ブリヂストン・アンカー)が、惜しくもゴール目前で40人ほどの集団に吸収されてしまった。

集団ゴールスプリントを制したのは、新人賞のホワイト・ジャージを着たコロンビアのダニエル・ハラミーリョ(ユナイテッドヘルスケア)だった。彼は今年のツール・ド・ランカウイ(アジアツアー2.HC)で総合2位になった選手だ。

総合首位のグリーンジャージはイランのメーディ・ソラビ(タブリーズシャハルダリ)が守った。明日はいよいよクイーステージの富士山ステージが開催される。



■区間優勝したハラミーリョのコメント「とてもハードなステージだったが、自分向きのコースで勝ててうれしい。内間選手を捕まえることは難しいと思っていた」

■グリーンジャージを守ったソラビのコメント「自分は体重が重いから、とても大変な1日だった。明日の富士山はチームメイトが頑張る」

■逃げ切れなかった内間のコメント「苦しい闘いだったが、名前で応援されたことがパワーになった。今大会でライバル視しているのはイランの2チーム。自分にとってお手本となるアグレッシブな走りをする選手たちがいる」

 
南信州ステージで優勝したコロンビアのハラミーリョ
南信州ステージで優勝したコロンビアのハラミーリョ
 
■第5ステージ結果[6月2日/南信州ステージ/123.6km]

1 ダニエル・ハラミーリョ(ユナイテッドヘルスケア/コロンビア)3時間18分08秒
2 アンソニー・ジャコッポ(アヴァンティ・アイソウェイスポート/オーストラリア)
3 ピエールパオロ・デネグリ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/イタリア)
4 ベンジャミン・プラデス(チーム右京/スペイン)
5 新城幸也(ランプレ・メリダ/日本)
6 キャメロン・バイリー(アタック・チームグスト/オーストラリア)
7 ロビー・ハッカー(アヴァンティ・アイソウェイスポート/オーストラリア)
8 ジャイ・クロフォード(キナン/オーストラリア)
9 初山翔(ブリヂストン・アンカー/日本)
10 木村圭佑(シマノレーシング/日本)
■第5ステージまでの総合成績 
1 メーディ・ソラビ(タブリーズシャハルダリ/イラン)12時間57分59分
2 アンソニー・ジャコッポ(アヴァンティ・アイソウェイスポート/オーストラリア)+34秒
3 ダニエル・ハラミーリョ(ユナイテッドヘルスケア/コロンビア)+41秒
4 ピエールパオロ・デネグリ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/イタリア)+41秒
5 増田成幸(宇都宮ブリッツェン/日本)+52秒
6 ロビー・ハッカー(アヴァンティ・アイソウェイスポート/オーストラリア)+54秒
7 オスカル・プジョル(チーム右京/スペイン)+54秒
8 アルビン・モアゼミ(ピシュガマン/イラン)+55秒
9 キャメロン・バイリー(アタック・チームグスト/オーストラリア)+55秒
10 ホセビセンテ・トリビオ(マトリックス・パワータグ/スペイン)+56秒
14 ミルサマド・ポルセイェデゴラコール(タブリーズシャハルダリ/イラン)+58秒
15 ラヒーム・エマミ(ピシュガマン/イラン)+1分00秒
16 トマ・ルバ(ブリヂストン・アンカー/フランス)+1分01秒
22 アントニオ・ニーバリ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/イタリア)+1分03秒
[各賞]
■ポイント賞:アンソニー・ジャコッポ(アヴァンティ・アイソウェイスポート/オーストラリア)
■山岳賞:メーディ・ソラビ(タブリーズシャハルダリ/イラン)
■新人賞:ダニエル・ハラミーリョ(ユナイテッドヘルスケア/コロンビア)
(http://www.toj.co.jp/2016/)