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四国のてっぺんを目指す! 第6回 石鎚山ヒルクライムを開催

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9月4日(日)、西日本最高峰の石鎚山(いしづちさん)周辺に延びる石鎚スカイラインを上るヒルクライムレース、第6回 石鎚山ヒルクライムが開催された。当日は強い雨にも関わらず約620人が参加し、熱いレースを繰り広げた。

text●大宅宏幸 photo●吉田悠太
 

石鎚山ヒルクライムとは

スタートから本降りの雨。カンカン照りよりはましか
スタートから本降りの雨。カンカン照りよりはましか


石鎚山は四国山地西部に位置する標高1982mの山で、近畿地方より西では最高峰だ。

本大会は、その周辺にある石鎚スカイラインを上るヒルクライムレースで、総距離は22.1km、平均勾配は6.0%。途中下り区間があり、その区間はタイム計測をせず、前半(11.0km)と後半(7.4km)の2パートで計測する形式のヒルクライムレースである。
 

降りしきる雨のなか、600人以上が参加!

時折壮大な山の風景が広がる。雲と霧で幻想的
時折壮大な山の風景が広がる。雲と霧で幻想的


当日は昨年に続き、あいにくの雨。しかも雨あしが強い。そんな荒天にも関わらず、619人もの選手が出走した。

ゴール地点(1492m)に近づくにつれてさらに雨あしは強くなり、また標高の高さから気温もぐっと下がる厳しいコンディション。それにも関わらず、熱いレースが繰り広げられ、ゴール後の選手はみな充実した表情を浮かべていた。

トップカテゴリーとなる「四国のてっぺんクラス」(※男女混合)の男子優勝は真嶋伸一郎さんで、記録は49分20秒。女子の優勝は栗原春湖さんで、記録は1時間4分41秒だった。

 
男子トップカテゴリー優勝の真嶋伸一郎さん(右から2番目)と女子同カテゴリー優勝の栗原春湖さん(右から3番目)
男子トップカテゴリー優勝の真嶋伸一郎さん(右から2番目)と女子同カテゴリー優勝の栗原春湖さん(右から3番目)

編集部員も参加

必死な顔で頑張ってみても、タイムは平凡。出直します
必死な顔で頑張ってみても、タイムは平凡。出直します


筆者もロード男子30〜39歳のクラスに参加した。記録は1時間19分5秒。男子トップタイムの異次元さが良く分かるだろう。

勾配はそれほどきつくなく、初心者でも走りやすいコースだと感じた。道路はきれいで広く、パンクの心配も少ないだろう。今回は雨でほとんど雲や霧に覆われていたが、それでも時折のぞく山々の絶景が見どころだった。

詳しいレポートはサイクルスポーツ11月号(9月20日発売)にて!


第6回 石鎚山ヒルクライム
開催日:2016年9月4日(日)
メイン会場:おもごふるさとの駅(愛媛県 上浮穴郡 久万高原町 相の木 26)
大会公式サイト http://cycle-shikoku.jp/ishizuchi-hillclimb/