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ツアー・ダウンアンダー第2ステージは地元のポートが区間優勝して総合首位

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南半球のオーストラリアで開催中のサントス・ツアー・ダウンアンダー(UCIワールドツアー)は、1月18日にスティーリングからパラコームまでの148.5kmで第2ステージを競い、地元オーストラリアのリッチー・ポート(BMCレーシング)が、後続に16秒差を付けて区間優勝し、総合首位に立った。

第2ステージはカテゴリー1のトーレンズ・ヒルの頂上から400メートルがゴールというレイアウトで、ポートはチームスカイに所属していた2015年に、このゴールで辛酸をなめさせられた経験があり、2度とミスはしなかった。

ポートはゴールまで残り1.5kmの、トーレンズ・ヒルのふもとからアタックを決め、単独でゴールを目指した。後方ではゴルカ・イサギレ(モビスター)とエステバン・チャベス(オリカ・スコット)が追走を試みたが、ポートを捕らえることはできなかった。

ツアー・ダウンアンダーでポートが区間優勝したのは、これが4度目だったが、彼が総合首位の証であるオーカー・ジャージにソデを通したのは初めてだった。

「2年前は猫とネズミの追いかけっこが上手く行かず、悪夢を見た。けれど(今回は)BMCレーシングチームの仲間が信じられないほど素晴らしく、一日中守ってくれた。そしてパラコームで僕がその仕上げをしたんだ。今シーズンに1つ勝つのは良いことだ。僕たちはこのジャージを守る努力をするつもりさ」と、地元のUCIワールドツアーで初めてレースリーダーに立ったポートは語っている。




■第2ステージ結果[1月18日/スティーリング~パラコーム/148.5km]
1 リッチー・ポート(BMCレーシング/オーストラリア)3時間46分06秒
2 ゴルカ・イサギレ(モビスター/スペイン)+16秒
3 エステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)+16秒
4 ローハン・デニス(BMCレーシング/オーストラリア)+19秒
5 ネイサン・ハース(ディメンションデータ/オーストラリア)+19秒
6 ディエゴ・ウリッシ(UAEアブダビ/イタリア)+19秒
7 ルーベン・ゲレイロ(トレック・セガフレード/ポルトガル)+19秒
8 マイケル・ストラー(UniSAオーストラリア/オーストラリア)+19秒
9 マイケル・ウッズ(キャノンデール・ドラパック/オーストラリア)+19秒
10 ルイスレオン・サンチェス(アスタナ/スペイン)+19秒
61 新城幸也(バーレーン・メリダ/日本)+1分48秒

■第2ステージまでの総合成績
1 リッチー・ポート(BMCレーシング/オーストラリア)7時間10分14秒
2 ゴルカ・イサギレ(モビスター/スペイン)+20秒
3 エステバン・チャベス(オリカ・スコット/コロンビア)+22秒
4 ジェイ・マッカーシー(ボーラ・ハンスグローエ/オーストラリア)+24秒
5 ネイサン・ハース(ディメンションデータ/オーストラリア)+27秒
6 ディエゴ・ウリッシ(UAEアブダビ/イタリア)+29秒
7 ネイサン・アール(UniSAオーストラリア/オーストラリア)+29秒
8 ローハン・デニス(BMCレーシング/オーストラリア)+29秒
9 ルイスレオン・サンチェス(アスタナ/スペイン)+29秒
10 ラファエル・バルス(ロット・スーダル/スペイン)+29秒
61 新城幸也(バーレーン・メリダ/日本)+1分58秒
(http://www.tourdownunder.com.au)