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ツアー・オブ・ジャパン第7ステージ【伊豆】キナンのガルシアが優勝

レース
1周目から逃げたガルシアが見事逃げ切った 
1周目から逃げたガルシアが見事逃げ切った 

『NTN presents 第20回ツアー・オブ・ジャパン(アジアツアー2.1)』第7ステージは2017年5月27日(土) 、伊豆・修善寺の日本サイクルスポーツセンター周回コース10周、122kmで競われた。

1周目から山岳賞のレッドジャージを守りたい初山翔(ブリヂストンアンカー)、ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー)、クリス・ハーパー(アイソウェイスポーツ・スイスウェルネス)、マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)が逃げ、4人の先頭グループができる。何度か集団からアタックを仕掛けていたマルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)にチュンカイ・フェン(バーレーン・メリダ)が合流して追走を開始するが、残り2周で先頭グループから抜け出したガルシアがそのまま独走し、区間優勝を上げた。

​総合リーダーのグリーンジャージを着たオスカル・プジョル(チーム右京)はメイン集団でゴール。日曜日の東京ステージを残し、総合連覇に王手をかけた。


30歳のガルシアは、スペインのシャコベオ・ガリシアやカハルラルに所属し、ジロ・デ・イタリアやブエルタ・ア・エスパーニャといったグランツールを完走した経験もある選手だ。彼は昨年日本のキナンプロサイクリングに移籍し、初出場したツアー・オブ・ジャパンの富士山ステージで区間2位になり、総合2位の成績を収めていた。



■区間優勝したマルコス・ガルシアのコメント
「今日のレースは逃げ切ったの一言につきる。NIPPO・ヴィーニファンティーニも追い上げてきたが、最後に勝つことができた。チームの働きのおかげだ。逃げグループにいたが、そこからアタックするタイミングを考えていて、残り2周か2周半だろうと思っていた。雨が苦手なので、昨日の富士山ステージは思い通りに行かず(総合成績の)タイムを広げられてしまった。それで今日は逃げる戦略になった」


 
伊豆ステージを逃げ切ったガルシア
伊豆ステージを逃げ切ったガルシア
厳しい伊豆ステージで総合リーダーのグリーンジャージを守ったプジョル
厳しい伊豆ステージで総合リーダーのグリーンジャージを守ったプジョル


■第7ステージ結果[伊豆/122km]
1 マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム/スペイン)3時間30分53秒
2 クリス・ハーパー(アイソウェイスポーツ・スイスウェルネス/オーストラリア)+1分39秒
3 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/イタリア)+1分52秒
4 チュンカイ・フェン(バーレーン・メリダ/台湾)+2分51秒
5 ダミアン・モニエ(ブリヂストンアンカー/フランス)+3分08秒
6 初山翔(ブリヂストンアンカー)+3分54秒
7 キャメロン・ベイリー(アイソウェイスポーツ・スイスウェルネス/オーストラリア)+4分17秒
8 ドメン・ノヴァーク(バーレーン・メリダ/スロベニア)+4分17秒
9 ロビー・ハッカー(アイソウェイスポーツ・スイスウェルネス/オーストラリア)+4分17秒
10 ラクラン・ノリス(ユナイテッドヘルスケアプロサイクリングチーム/オーストラリア)+4分17秒
17 オスカル・プジョル(チーム右京/スペイン)+4分17秒

■第7ステージまでの総合成績(グリーン・ジャージ)
1 オスカル・プジョル(チーム右京/スペイン)16時間45分48秒
2 ハミッド・ポルハーシェミー(タブリーズ・シャハルダリチーム/イラン)+1分42秒
3 ネイサン・アール(チーム右京/オーストラリア)+1分52秒
4 ホセヴィセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ/スペイン)+2分35秒
5 ラクラン・ノリス(ユナイテッドヘルスケアプロサイクリングチーム/オーストラリア)+2分58秒
6 ティモシー・ロー(アイソウェイスポーツ・スイスウェルネス/オーストラリア)+3分08秒
7 ドメン・ノヴァーク(バーレーン・メリダ/スロベニア)+3分19秒
8 ベンジャミ・ブラデス(チーム右京/スペイン)+3分20秒
9 ミルサマ・ポルセイェディゴラーホル(タブリーズ・シャハルダリチーム/イラン)+3分29秒
10 イヴァン・サンタロミータ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/イタリア)+3分33秒

[各賞]
個人総合新人賞順位 第7ステージ終了時点
1位 ドメン・ノヴァーク(バーレーン・メリダ/スロベニア)16時間49分07秒

個人総合ポイント順位 第7ステージ終了時点
マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ/イタリア) 109点

個人総合山岳順位 第7ステージ終了時点
初山 翔 41点

チーム総合順位 第7ステージ終了時点
1位 チーム右京  

http://www.toj.co.jp/2017/home
 
ポイント賞のブルージャージを守ったカノラ
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20年ぶりの日本人山岳賞獲得が確定した初山
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新人賞のホワイトジャージは総合7位のノヴァークが守った  
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