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「台湾KOMチャレンジ」が10月20日に開催。カデル・エヴァンス氏などゲストライダーも参加予定
レース
2017.10.17
今年で6回目を迎える「台湾KOMチャレンジ」は台湾の「サイクリングフェスティバルシリーズ」として、台湾から自転車文化の認知の拡大と発展を世界へ発信することなどを目指すもの。その年内最後にして最大のものとなるのが本イベントである。
最も目玉となるのが、台湾の花蓮から合歓山・武嶺へと海抜0mから3275mの標高差を駆け上がるという世界でも類を見ないヒルクライムだ。
台湾でも屈指の景勝地として有名な太魯閣渓谷を上る本イベントは、景色はもちろんのことその大都市台北からはなれた豊かな自然やローカルな風土を楽しめるということもあり、日本国内からの参加者が増えつつある。
また、今年から男女同額の賞金(優勝者は50万台湾ドル=約150万円など)が与えられることもあり、これまで以上の盛り上がりが期待される。
20日(金)の開催を前に10月17日(火)に台北市内で壮行会が行われた。ゲストライダーとして海外から6人が招待され、その中にはツール・ド・フランスをはじめとしたビッグレースで活躍した元プロライダーで、現在もBMCのアンバサダーを務めるカデル・エヴァンスの姿も。
エヴァンス氏は「これまでツールをはじめとした数々のレースを走り、そしていくつもの峠を上ってきました。しかし今回のレースはそれら以上に厳しいものです。このコースは確実にフィジカルが内容を左右するので、これを目標にしてトレーニングを積んできました。
もちろんこの台湾の美しい自然や景色を巡ることができるのも楽しみです。」と語った。また、本番ではさらなるスペシャルゲストも参加予定だ。
本イベント当日はサイクルスポーツ.jp編集部員もレースに参加し、レポートをお届けする。台風の影響も心配されているが現在は開催の予定だ。お楽しみに!
(text&photo:Kyohei Eriguchi)
問・ http://www.taiwankom.org/