「非営利自転車組織」に勤めるということは、自転車イベント・ツアーに留まらない「自転車」という乗り物がもつ社会的な可能性―自転車に優しい街づくり、人々の健康促進、地域のコミュニティ作り、イベントを通じた地域の経済振興など、複数の側面から自転車を捉える機会となりました。
“More People Cycling More Often”(より多くの人に、もっと頻繁にサイクリングを)というバイシクル・クイーンズランドの組織命題の下、私自身もどうしたらクイーンズランドの人により多く自転車に乗ってもらえるのか、どうしたらもっと多くの人に州外、国外から自転車旅に訪れてもらえるのかを考え続けた期間となりました。