ニュース
【TOJ第1ステージ速報】JLTコンドールのビビーが初日を制す!
レース
2018.05.20
短い個人タイムトライアルでイギリスのビビーが勝利
全16チーム94選手が照りつける日差しのもと、スタートを切った。
まず最初にトップタイムの叩き出したのは、バーレーン・メリダの第1出走者であるグレガ・ボレ。今大会総合優勝に向けても注目の選手が早速頭角を現した。
その後、しばらくボレの記録は破られず、60番目に出走したミッヘル・ライム(イスラエル・サイクリング・アカデミー)が一番時計を繰り出す。しかしホットシートを温める間もなく、JLTコンドールの22歳、オリバー・ウッドが0秒54の差でライムの記録を上塗り。
さらに、同チームの最終走者であるイアン・ビビーがウッドのタイムを1秒24上回り、トップタイムを叩き出した。ビビーは今年のツール・ド・ヨークシャーで総合6位に入っている実力者だ。
前大会でステージ3勝、ポイント賞ジャージを獲得したマルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)は最後から4番目に出走し、ビビーの記録にわずかに届かず、2位となった。
初戦を制したビビーは総合時間賞であるグリーンジャージとポイント賞のブルージャージに袖を通した。新人賞のホワイトジャージは、総合で3位につけたウッドが獲得した。また、日本人最高位は岡篤志(宇都宮ブリッツェン)が1秒80遅れで第5位につけた。
優勝したイアン・ビビーのコメント
短いタイムトライアルで勝つ自信はあったか聞くと、「過去にも短いタイムトライアルで、表彰台に乗っていますので、チャンスはあると思っていました。そう思って今日はベストを尽くして、いい結果が出て良かったと思います」と答えた。
日本人最高位の5位に入った岡篤志のコメント
明日の京都ステージは、9時25分に普賢寺ふれあいの駅をスタートする105kmのコースだ。
NTN presents 2018 ツアー・オブ・ジャパン