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「神ペダル」に向けてまっしぐら! 「バイシクルシティエキスポ2018」で自転車アンバサダーの稲村亜美さんがトークショーを開催
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2018.05.31
(text&photo:江里口恭平)
「神ペダル」進行中!稲村亜美が自身の体験をもとに、自転車活用推進計画についてトークセッション
今回開催されたバイシクルシティエキスポ2018は、東京五輪の開催を前に最新の技術と自転車を活用したまちづくりを提案するためにさまざまなブースが出展。昨今話題の都市向けシェアバイクサービスや、高性能電動アシスト付きスポーツバイク・eバイクなどに関する多くの企業がそろい、来場者に公開された。
その初日のステージイベントで開催されたトークショーに一般人代表として登壇したのは、先日自転車活用推進において自転車アンバサダーに任命されたタレントの稲村亜美さん。国土交通省・自転車活用推進官の奥田秀樹氏、自転車活用推進研究会の遠藤まさ子氏とともに、自転車活用推進プロジェクトの内容についてをトークセッションを実施した。
2017年に施行された自転車活用推進法に基づく自転車活用推進計画は、大きな目標として4つ、そして18の施策によって形成されている。
アンバサダー就任前に赤いクロスバイクを購入し、最近近距離の移動は自転車を使うことが増えてきたという稲村さん。
「自転車を乗るようなって、これまでなかなか立ち寄らなかったような地元の風景に出合う機会が増えました。何と言っても走っているときの風が気持ちいい!」
と、どうやら自転車の魅力にハマっている様子だ。
同計画内の目標には、現在車を利用する人のうち、一度に利用する際5km程度かつ1人で乗るというドライバーが少なくない割合を占めているという調査結果に基づき、その人々の利用する交通手段を自転車に置き換え、自転車交通の役割を拡大させることで良好な都市環境を形成していく。
それとともに、昨今都心部で進む「自転車専用レーン」や左側通行を示したブルーラインなどを拡充させることで、利用者の自転車のルールに対する意識を高め、自転車事故のない安全で安心な社会の実現を目指すというものがある。
また、そのようなハードウエア面だけでなく、より多くの人に運動として自転車を楽しんでもらい、健康・長寿社会を実現。
湖を自転車で一周するとして琵琶湖や霞ヶ浦の盛り上がりや、専用列車の運行が始まった房総半島方面にも触れつつ、自転車を使った観光にも力を入れていく、という内容を奥田氏は解説した。
これに対し稲村さんも、「琵琶湖一周にはぜひチャレンジしてみたい!これからの目標にします!」と目を輝かせる。
トークショーの最後に稲村さんは、アンバサダーとなってから体感した自転車の魅力について
「私自身も自転車を乗り始めて、毎日の生活が豊かになりましたし、日々運動ができて気持ちがいいです。
今後もこの自転車の良さをどんどん広めて行きたいですし、みなさんも一緒に乗って行きましょう!」と締めくくった。
イベント開催概要
主催:BICYCLE CITY EXPO 2018 実行委員会
開催日時:2018年5月29日(火)〜5月30日(水)
開催場所:東京ドームシティ・プリズムホール
入場料:無料
問・BICYCLE CITY EXPO 2018