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ビクシズがサイクルモード2018に出展。ハンドメイドフレーム「ヴェルシォーネ」発表!

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ハンドメイドバイクフレームの分野で世界でも有数のタレントと名高いドリアーノ・デローザが手掛けるイタリアのバイクブランド『BIXXIS』(ビクシズ)の日本輸入元BIXXIS JAPAN(東京都)は、2018年11月9日(金)から11月11日(日)まで幕張メッセで開かれる日本最大の自転車ショー「サイクルモードインターナショナル2018」内のハンドメイドバイクコレクションに出展する。

BIXXISブースでは、ビクシズジャパンが海外市場も視野に提案するオリジナルレーベル『ヴェルシォーネ・ソル・レヴァンテ』第一弾モデルを参考出品し、よりパワーアップしたフレームオーダーメイドの統一レーベル「ヴェルシォーネ」を発表する。
 

ヴェルシォーネ・ソル・レヴァンテ



ビクシズジャパンが提案し、日本から世界に向けて発信するオリジナルレーベル。『ヴェルシォーネ・ソル・レヴァンテ』のコンセプトは、BIXXIS=イタリアのハンドメイド自転車フレームビルダーの伝統と、“ソル・レヴァンテ”(日出ずる国)の職人の技・伝統、文化など、日本の感性や価値観が融合することで、ハンドメイド・オーダーメイドバイシクルにさらなる価値を与え、その魅力を伝えることにある。

バイシクルフレームビルダーとして世界で有数のタレントと評されるドリアーノ・デローザは、金属素材のハンドメイドバイクに進化をもたらしその価値を再定義すること、そして自身の40年に及ぶキャリアで培った経験とともに21世紀の現代そして未来に継承することをコンセプトに、2015年娘のマルティーナと二人でBIXXIS(ビクシズ)を設立した。

二人の願いは、BICICLETTE ITALIANE PER IL XXI SECOLO(21世紀のイタリアンバイシクル)の頭字語から来るBIXXISのブランド名にも込められている。

ビクシズは当然のように、質の高い製品・サービスを顧客に提供することや、彼らの満足を得ることが対価であるかのように、ものづくりに邁進する職人たちの魂や情熱、こだわりといったアルティジャナリタ(職人性)を重んじており、また、ハンドメイドかつ小規模のバイクブランドとして、単に懐古主義に傾倒するのではなく、伝統を幹としたイノベーションと共に21世紀の現代に調和しつつ、未来につながり得るための在り方を問い続けている。

 


ビクシズジャパンがショールーム「ラ・メッカ・プント・エスポジティーボ・ビクシズ」を置く、東京都台東区、上野浅草地区は、江戸時代から現在まで綿々と受け継がれた工芸技術をもった多くの工人が住み、ものづくりを営んでいる“職人の町”でもある。

元浅草という、クラフトマンの伝統に育まれた町が与えるインスパイアは、ドリアーノ・デローザというイタリアのバイクフレームビルダー同様に、日本における職人性へのリスペクトに通じ、また、この双方をミキシングする、すなわち、日本とりわけビクシズジャパンのお膝もとの様々な職人とコラボレーションすることで“日本の伝統・文化を象徴、表現して国内外に発信したい”というアイデアに融和する。

このことがビクシズの別バージョン「ヴェルシーネ・ソル・レヴァンテ」の由来そして目的。したがって、同レーベルは日本への関心が近年急速に高まっている海外を見据えた、グローバル市場に向けた、BIXXIS JAPANの提案でもある。

第一弾モデルの「プリマ・ヴェルシォーネ・ソル・レヴァンテ”グリーチネ“」は、日本文化の原点ともいえる「藤の花」がモチーフ。バイシクルフレームペインター安田マサテル氏が監修・塗装。

 

バイシクルフレームペインター 安田マサテル:
安田マサテル氏は長年イタリアの有名フレームビルダーの工房でマエストロに師事し、自らもペインターとして従事。帰国後は長野県伊那市でペイント工房“アトリエキノピオ”を主催する。

氏が挑んだ“ソル・レヴァンテ”のテーマは「藤の花」
日本の名門氏族の藤原氏は、中臣鎌足を始祖に、封建社会が終る明治維新まで日本の歴史上長きにわたって活躍した。今日でも日本人のおよそ1割が藤にちなんだ苗字を有し、藤原氏の末裔とされていることからも、日本の文化や精神性の原点のひとつであると言える。藤原氏のシンボルでもある藤もまた、日本を代表する花のひとつであり、その高貴な美しさからも人々に愛されている。

安田マサテル氏はこのテーマに取り組むにあたり、メタルチューブが織りなすホリゾンタルラインが美しいイタリアンバイク「ビクシズ」のトラディショナルな側面を象徴するアイコンとも言える、お馴染みのデザイン“クアドリファシャータ”(4つの胴抜き)、すなわち、イタリアの美意識や職人へのリスペクトを怠ることなく、双方の文化・伝統をロードバイクフレームという限られた世界の中で表現することにチャレンジ。 

氏が持ち合わせた最高峰のペイント技術で、オーソドックスな胴抜きデザインに、まるで友禅の反物に染め上げた藤の花にも例えうる“美”を再現し、着物の裏地など見えない部分に華やかさをあつらえたり、地味な色や模様を“粋”として重んじる日本人の価値観、あるいは、自然や宇宙をシンプルかつ抽象的に表現する枯山水庭園などの禅の文化にも通じた、日本ならでは高い精神性と繊細な感性を織り交ぜて解釈。日本らしさを巧みに表現する仕上がりにしてみせた。
  
イタリアのサイクリストロードレース界の伝説とも言うべき父のレガシイを受け継ぎ、フレームビルダーとして世界で“マエストロ”と称えられるドリアーノ・デローザが命を吹き込んだフレームに、日本の“塗装の工匠”安田マサテル氏が最高峰の技をいかんなく発揮して彩りを与える。

両者のタッグが生み出した「プリマ・ヴェルシォーネ・ソル・レヴァンテ”グリーチネ“」はカンパニョーロ新型12Sコンポーネントを身にまとった完成車として「サイクルモード・インターナショナル2018」BIXXISブースに参考出品される。
 

自分だけのバイクを手に入れる喜び。ハンドメイド・オーダーメイドバイクの最大の楽しみをお届けする「ビクシズ・ヴェルシォーネ」
 
ビクシズジャパンでは、ユーザーにとって特別な愛着バイク購入の機会をご提供する目的で、オーダーに際してはテレビ電話でイタリアのドリアーノ・デローザや娘のマルティーナとイタリア語通訳を介してコミュニケーションをとる。初見でドリアーノがユーザーと顔を合わせ、それぞれの乗り手のことを知ってから、それぞれのユーザーのために思いを込めてフレームを製作する。

乗り手のユーザーには長く愛着を持って使える特別なバイク購入の機会を、そして作り手のドリアーノ、マルティーナにはやりがいのある仕事の機会を提供するだけでなく、双方の人間関係や絆づくりを大切にしたい思いから採用しているBIXXIS JAPANならではの販売スタイル。

ビルダーとのディスカッションの上で、ジオメトリをユーザーの体型やライドスタイルに合わせて最適化したカスタマイズをチョイスすることも可能。カラーカスタマイズも受け付けており、差の大小はあるものの、最近では80%以上の購入者がカラーカスタマイズを行っている。
 

「ヴェルシォーネ」カスタマイズについて

ジオメトリカスタマイズ 3万2500円
カラー・カスタマイズ 基本料金1万5000円から、カスタマイズレベルによって料金が変動します。
(ジオメトリ・カスタマイズ料金3万2500円にはカラーカスタマイズ基本料金が含まれます。)

※2019年度より、カスタマイズされたすべてのBIXXISフレームには「ヴェルシォーネ」のロゴがペイントされます

「ヴェルシォーネ」は、フレームジオメトリやカラーカスタマイズを行った「世界に一台、あなただけのBIXXIS」に与えられるレーベル。

上に紹介した「ヴェルシォーネ・ソル・レヴァンテ」も「ヴェルシォーネ」のひとつ。これはビクシズジャパンが手掛けて、アイデアをビクシズのバイクフレームで形にしたオリジナルバージョン。ユーザー自身が望むコンセプトを具現化して、自分だけの「ヴェルシォーネ」を作り出すことができる。「ヴェルシォーネ」では従来以上に、幅広いデザインアレンジの対応が可能。

無限に広がるBIXXISのオリジナルバージョン、それが「ヴェルシォーネ」。「あなたのためにハンドメイド製作された特別なバイクを手に入れる喜び」を得ることができる。
 

サイクルモード2018に出展!



サイクルモード2018 BIXXISブース(no.10-16 H-6)来場者に、特製コルクコースターをプレゼント!
当イベントのために製作した限定品です。

プレゼントはBIXXIS JAPANのSNS(インスタグラムfacebook)のフォロワーを対象とします。
フォロー中画面を担当スタッフに見せてください。

※ 1日50個限定となりますのでご了承ください。

 

BIXXIS JAPAN
ショールーム「ラ・メッカ・プント・エスポジティーボ・ビクシズ」
住所:東京都台東区元浅草1-15-2
電話:050-1309-7991
info@bixxisjapan.com
都営大江戸線新御徒町駅から徒歩3分
メトロ銀座線稲荷町から徒歩5分
※不定休のため、来店の際はウェブ上の営業カレンダーのチェックが必須


アトリエキノピオ
住所:〒399-4604 長野県上伊那郡箕輪町福与444
電話:
Atelier Kinopio アトリエ キノピオ 
399-4604 長野県 上伊那郡 箕輪町 福与444
電話:0265-95-4860