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自転車ライフにいくら使っていますか? サイクリストのリアルお財布事情を丸裸!?
その他
2019.04.04
サイクリングという趣味はほんとうに素晴らしい。仲間と走ればもちろん楽しいし、1人で走ってもそれは自分と向き合う自分のための時間になる。普段とはちがう景色が見えたり、美味しいものを食べに行ったり。
はじめてロードバイクを購入するときは、一体いくらのバイクを買おうか悩んだことと思う。そしていざバイクを手に入れたら、今度はどうやってカスタムしていこうか。新製品が出れば試してみたい。イベントにだって参加したいし、ウエアはどんなものをそろえよう。まさに「バイク沼」と表現するにふさわしい。サイクルスポーツの読者諸氏は、完成車やパーツの値段をよくご存じと思うが、実際のところみんなは自転車ライフにいくら投資しているのか気になるところ。
今回はそんな自転車乗りの”お金事情”をアンケート。約500人からの回答を得た。その結果から大きく見えてきた傾向をみてみよう。
はじめてロードバイクを購入するときは、一体いくらのバイクを買おうか悩んだことと思う。そしていざバイクを手に入れたら、今度はどうやってカスタムしていこうか。新製品が出れば試してみたい。イベントにだって参加したいし、ウエアはどんなものをそろえよう。まさに「バイク沼」と表現するにふさわしい。サイクルスポーツの読者諸氏は、完成車やパーツの値段をよくご存じと思うが、実際のところみんなは自転車ライフにいくら投資しているのか気になるところ。
今回はそんな自転車乗りの”お金事情”をアンケート。約500人からの回答を得た。その結果から大きく見えてきた傾向をみてみよう。
【モノへの拘り】バイクの価格とパーツ・ウエア代は比例
まずは乗っているバイクの価格。昨今、バイクはどんどん高性能化が進み、その分価格も高価になっている。それをあらわすように約35%のユーザーが50万円以上のバイクに乗っている。次いで多かったのは20万円~30万円、10万円~20万円。この二つの価格帯で4割のシェアを持っている。
「値段を気にせず、欲しいものを全て突っ込み、完成形にかかる費用を確認してから、今回導入する(できる)箇所を検討し、段階的にインストールしていくと、最終型の近道になると思います。」
など、スポーツバイクを買って何がやりたいのかを明確にしてから、それに対して見合うバイクを買おうとしている様子が伺える。
年間のパーツにかけている費用は「6万円まで」が最も多かった。月平均5000円という計算になる。コメントを見てみると、タイヤやチューブ、チェーンなど消耗品を定期的に交換しているようだ。持っているバイクの価格と使ったパーツ代を集計してみると50万円以下のバイクに乗っている人は、年間のパーツ代が6万円までという人が最多だったのに対して、50万円以上のバイクに乗っている人が年間に使うパーツ代は12万円~40万円が最多となった。バイクに対するお金のかけ方とパーツやウエアに対するお金のかけ方は、概ね比例すると言っても良さそうだ。
ちなみに既婚か、未婚かによって所有するバイクの価格帯の分布に差はなかった。
【サイクリストとしての自己投資】サイクリング中の食べ物は節約
自転車やパーツ、ウエアなど、モノにはしっかりとお金をかけている傾向にあった。ではサイクリング中の食費や、普段のトレーニングについてはどうだろうか? バイクやパーツの価格と比較して安く抑える志向が強いことがわかる。これは所有するバイクの価格が違っていても同じ傾向だった。
寄せられたコメントを見てみると、「補給食にはなるべくお金をかけずに節約(コンビニの安いアンパン1つなど)」、「練習(サイクリングでない)のときの補給は1日400円まで!」、「補給食はプロテインなどを使わず米屋の栗羊羹ミニサイズのみです。 でも出先では美味しい名物を食べます」など、工夫が見られた。なるほど!と思わされるものばかり!
しかし、5000円以上の人が1%いる! ライドの途中にお寿司とかでしょうか?
【その他】イベントは思いっきり楽しむ! 安心への備えは?
イベントの参加に使う予算は「3万円まで」という回答が約45%。イベント参加の費用は所有するバイクの価格と比例する傾向(高いバイクを所有する人はイベントでの出費も高額)があった。
また昨今、各自治体で加入の義務化が進んでいる自転車保険。自転車保険の加入が義務付けられた自治体では、そこに住んでいる人はもちろんその自治体を通過する場合でも自転車保険に加入している必要がある。日々のサイクリングコースに関係する自治体の状況をチェックするとともに、「安心への投資」にも気を配りたいところ。
今回のアンケートでは、88%の人が加入しているという。では、保険料はいくら払っているのか聞いたところ、比較的安価な「5000円以下」との回答が特に既婚者で多く、未婚者と10ポイントもの差があった。家庭を持ち、家計をやりくりしながらもサイクリングを楽しみたいというサイクリストの苦労が伺える。
イベントや保険についても、コメント欄を見てみると「レース参加と家族旅行を兼ねて節約」、「年間で出られる大会の数を決めて参加している」、「自転車保険に加入していますが、自分だけが被保険者だとお小遣いから保険料を出すことに……。そこで家族全員が補償対象となるタイプに変えて家計内での費目調整に成功しました。オヤジライダーはつらいよ……」といったような工夫が垣間見られた。
節約ポイント、こだわりがわかるコメントをピックアップ!
いかがでしたでしょうか? みなさんのイメージとは合っていましたか? それとも違ったでしょうか? 最後に、アンケートでフリーワードで答えてもらったコメントから編集部が気になったものをピックアップしてご紹介します。
「フィッティング受けると、一度の出費としては大きいが結果的にパーツを何度も買い換えることはなくなる。身体にも無理が出ないので病院代も浮く、かも。ウェアはいくらでも欲しくなるので見ないようにしている(笑)」
「タイヤ、ホイール、フロント&リアライト、ブレーキ系にお金をかけています。 ネットよりは部品代が高いですが、定価より割引してくれて工賃なしの地元ショップの方が総合的にメリットがあるので購入します」
「通販とプロショップの使い分け。ウェアなどは通販、ホイールなどプロの腕が走りに大きく影響するパーツはプロショップで購入」
「普段、節約生活をして、欲しい機材等は妥協せずに購入する」
「ちゃんとしたものを買っとけば長持ちするんだから。と自分に言い聞かせいいものを買う。嫁さんには内緒」
「マッサージにはお金を掛けます。体が資本だから」
「綺麗な自転車に乗っていたいので、洗車 用具に気を使っている」
「体験にお金をかけたいので、遠征費用や大会参加費は気にしていない。代わりに物についてはよく考えて買う。買うときは、良いものを長く使うという姿勢を基本にしている」
「一番お金のかかる自転車は、その時の走る状況に必要なスペックのぎりぎりを見極める。要は流行りに乗らず無駄を抑えるようにしてる」
自分を知り、自分に必要なものは何かを見極めて賢く買い物していきたいですね!
「フィッティング受けると、一度の出費としては大きいが結果的にパーツを何度も買い換えることはなくなる。身体にも無理が出ないので病院代も浮く、かも。ウェアはいくらでも欲しくなるので見ないようにしている(笑)」
「タイヤ、ホイール、フロント&リアライト、ブレーキ系にお金をかけています。 ネットよりは部品代が高いですが、定価より割引してくれて工賃なしの地元ショップの方が総合的にメリットがあるので購入します」
「通販とプロショップの使い分け。ウェアなどは通販、ホイールなどプロの腕が走りに大きく影響するパーツはプロショップで購入」
「普段、節約生活をして、欲しい機材等は妥協せずに購入する」
「ちゃんとしたものを買っとけば長持ちするんだから。と自分に言い聞かせいいものを買う。嫁さんには内緒」
「マッサージにはお金を掛けます。体が資本だから」
「綺麗な自転車に乗っていたいので、洗車 用具に気を使っている」
「体験にお金をかけたいので、遠征費用や大会参加費は気にしていない。代わりに物についてはよく考えて買う。買うときは、良いものを長く使うという姿勢を基本にしている」
「一番お金のかかる自転車は、その時の走る状況に必要なスペックのぎりぎりを見極める。要は流行りに乗らず無駄を抑えるようにしてる」
自分を知り、自分に必要なものは何かを見極めて賢く買い物していきたいですね!