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2011年ブエルタ優勝者のコボがアンチ・ドーピング違反で3年間の処分を課された

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photo : Unipublic2011
photo : Unipublic2011
国際自転車競技連合は、すでに引退したスペインのフアンホセ・コボに対し、2009年と2011年のバイオロジカル・パスポートで見つかった異常に基づいてアンチ・ドーピング違反(禁止薬物の使用)の罪を認め、3年間の不適格処分を課したと発表した。アンチ・ドーピング裁判所の手続き規則に従い、決定は今後UCIのウェブサイトで発表される。


コボはスペインのジェオックス・TCMに所属していた2011年にブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)で総合優勝している。その時、たった13秒差で総合2位だったのは英国のクリストファー・フルーム(チームイネオス)で、もしも今回の処分でコボのタイトルが剥奪されれば、フルームが繰り上げ優勝になる可能性がある。

ブエルタ優勝後、コボは2012年から2年間はスペインのモビスターチームに所属していたが、その後はトップチームとの契約が取れず、2014年はトルコのUCIコンチネンタルチームで走り、その年に現役を引退した。


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