1/8関西クロス C2クラスで前田公平が優勝サイクルスポーツのニュース

HARO/ENDLESS/ProRideの前田公平が1月8日関西クロス・希望が丘大会（C2クラス）で優勝した。自分の走りができているという前田選手は2012年シーズン、もう１つレベルの高い走りができるよう頑張りたいとのこと。

【前田公平選手のレースレポート】2012年最初のレース。合宿を行なっていたおかげか調子も上がってきており、レース前にはコースも自分なりにしっかり攻略できた。事前に降った雪の影響もあり、コースは一部ウエット。すべりやすい危険なところを頭に入れ、攻める部分と安全に行く部分を確認し、万全の状態でスタートを迎えた。スタート位置は2列目右端。しかし、スタートグリッドに移動の際、ポジション争いのために人がなだれ込みかなり狭くなってしまった。その混雑により、得意のスタートダッシュは不発。6～7位から追い上げていく形でのスタートとなった。広い区間ではレコードラインをはずし、力任せに前へ行き一人ずつパス。半周ほど終えた時点で3位まで浮上し、先頭2人をとらえ3人パックになった。ペース的にまだ余裕があり、もう一段ペースを上げられると判断。コース後半のシングルの登り区間を終え、ダブルトラックに出たところで前の2選手をパスし先頭へ。そのまま1周目を終えて2周目へ。まだ、すぐ後ろに選手がいるため集中し、ペースを上げ、振り切りにかかった。差が開いていっていることを確認しつつ自分のペースを維持しながら周回を重ねていった。とても調子がよかったので楽しく快調に走れ、そのままトップでゴールできた。身体もよく動き、集中を切らすことなく最後まで走ることができた。また、今回から導入したワンピースジャージもフィットして着心地よく、ストレスを感じず最高だった。 AJOCCが開示している1分差という基準にも届き、幸先の良いスタートがきれた。この調子を落とさないようにして次戦に備えたい。