ニュース

GPミストラル第四戦で前田公平が優勝

レース
1月15日、埼玉県・吉見総合運動公園で行われたGPミストラル第4戦ジュニアカテゴリーで、ENDLESS/ProRideの前田公平が優勝した。若手有望株の前田選手は2月11日のシクロクロス東京2012(お台場海浜公園)にも参戦予定。
■前田公平選手のレポート■使用バイク Dedacciai CROSS
年明け2回目のレース。 今回のコースレイアウトは長いストレートがいくつもあるパワーコース。 先週の希望が丘はシングルトラックや逆バンクなどテクニックで差がつくところもあって自分好みのコースだったが、今回は小手先の技術など必要としない、苦手意識のあるレイアウトだ。
朝1番のレースで、試走、準備などでアップが不十分なまま召集時間となってしまった。 ジュニアクラスはC2の後ろ、つまり最後尾スタートだった。 スタートからしばらくはコースも広く、最初は4つほど低速コーナーが続いていた。
スタートして最初はすぐ右のいろは坂のようなタイトコーナー。皆がインをつこうとするため、アウトががら空き。自分は最後列の一番左に位置取っていたため、混雑を回避。一気に10番手ほどまで上がる。その後の短いストレートの後に、右ー左ー左とコーナーが連続してあった。短いストレートで踏み、最初の右でインをつき順位を上げる。次の左二つを無難にこなし、砂利の長いストレートに突入。このとき3位につけていた。ここで一気に加速し先頭へ出ることができた。そのまま引き離したかったが、アップが不十分のせいかうまくスピードに乗らない。5秒前後の差で後ろに二人の選手。開かなかったが、縮まってもいなかったので特に仕掛けることなく1周目を終えた。
2周目後半から身体が温まってきたのでエンジン点火。ペースを上げた。少しずつ後ろの選手との差が開いていくのがわかった。脚にもまだ余裕があったので上げたペ ースを維持し5周回を終えトップでゴールすることができた。
年明けの合宿のおかげで最後までペースを守り、走れた。 しかし、C2だと単独トップになることが多いのだが、そうなると自分で少し抑えてしまっている部分があり、ゴール後にまだ少し余裕があるという状況が続いてしまっている。 自分より速い選手と走ることのできる来年が楽しみだ。