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全日本学生選手権 第27回個人ロードTTで、鹿屋体育大学の山本大喜が連覇
レース
2015.06.09
全日本学生選手権 第27回個人ロードタイムトライアル自転車競技大会が、平成27年6月7日(日)埼玉県利根川上流域 加須市・羽生市特設コースで開催された。
今年で27回目を迎える本大会は、全日本学生選手権チームロードタイムトライアル大会に付随する普及大会の位置づけで長年行なわれてきたが、近年の個人ロードタイムトライアルの世界選手権・全日本選手権での開催状況や重要性の向上を勘案し、本年度より新たに学生選手権大会と位置づけて行われることになった。
これにより、選手権大会の参加資格は日本学生自転車競技連盟ロードカテゴリ・クラス2以上に制限され、クラス3の選手は付帯して行なわれる普及大会へのエントリーを受け付ける方式に変更された。
今年で27回目を迎える本大会は、全日本学生選手権チームロードタイムトライアル大会に付随する普及大会の位置づけで長年行なわれてきたが、近年の個人ロードタイムトライアルの世界選手権・全日本選手権での開催状況や重要性の向上を勘案し、本年度より新たに学生選手権大会と位置づけて行われることになった。
これにより、選手権大会の参加資格は日本学生自転車競技連盟ロードカテゴリ・クラス2以上に制限され、クラス3の選手は付帯して行なわれる普及大会へのエントリーを受け付ける方式に変更された。
会場は前週にチームタイムトライアルが実施された、埼玉県加須市から羽生市にまたがる利根川河川敷のスーパー堤防工事用道路で、男子 30.8km、女子: 25.2kmで実施。天候は晴れ、30度近くまで上がった気温の中、約170名近い選手が出走した。
今大会は今年度から始まったチームランキングの加点ポイント対象レースとなる。チームランキングはこちら http://jicf.info/hp/wp-content/uploads/2015/03/15_team_runking_gaiyo_20150329.pdf
昨年の大会の優勝者は男子 山本大喜(鹿屋体育大学)、女子は坂口聖香(日本体育大学)で、ともに1年生。男子の選手権レースでは40分台を切るタイムで走る選手がでてくるかに注目が集まる。
女子は昨年優勝の坂口聖香(日体大)が欠場し、レースは最終出走の江藤里佳子(鹿屋体大)が前を走る3名の選手を抜いてフィニッシュ。タイムは39分04秒736で、昨年、3位だった当時のタイムを40秒程短縮しての優勝となった。2位には齋藤 望が(日体大)が5秒差でフィニッシュした(39分10秒850)。
男子は参加者は「普及レース」(クラス3)と「選手権レース」合わせて170名近い選手が出走。普及レースはクラス3に属する登録選手、オープン参加の選手が出走し、優勝は中村賢人(朝日大)が42分04秒033と圧倒的なタイムで優勝した。オープン参加のパラサイクリスト・藤田征樹(チームチェブロ)が1分5秒差で2位。
選手権大会・男子は75名出走。1分間隔での出走で、最終シード選手10名は2分間隔の出走となる。風の影響があったのか各選手ともタイムが伸びず、27番目に出走した中込健太(東北学院)が42分54秒で15番目の選手がフィニッシュするまでトップタイムを維持した。
残り10名のシード選手がフィニッシュすると、順位が入れ替わる。浦 佑樹(東大)が42分21秒でトップタイムを更新すると、次にフィニッシュした池辺 聖がそれを46秒差をつけてトップに立つ。
しかし、最終出走者の山本大喜(鹿屋体大)が池辺に6秒差をつけ優勝。フィニッシュタイムは41分24秒。昨年に引き続き、過酷な個人TTで連覇を飾り、先週のチームTTと合わせて学生選手権2冠を達成した。
山本は一昨年の個人TTを39分45秒507で優勝した山本元喜(当時・鹿屋体育大学、現NIPPO)の弟で、41分14秒117で昨年優勝している。
男子競技結果
1位 山本 大喜 鹿屋体育大学 0:41'24''260
2位 池邊 聖 慶應義塾大学 +6秒
3位 浦 佑樹 東京大学' +57秒
女子競技結果
1位 江藤里佳子 鹿屋体育大学 0:39'04''736
2位 齋藤 望 日本体育大学 +5秒
3位 伊藤 真生 日本体育大学 +1分18秒
普及レース
1位 中村 賢人 朝日大学 0:42'04''033
2位 藤田 征樹 チームチェブロ +1分05秒
3位 松本 憲斗 鹿屋体育大学 +1分35秒