【Tour速報】カチューシャのパオリーニが第４ステージの検査でコカイン陽性！！(Updated)

国際自転車競技連合（ＵＣＩ）は、フランスで開催中のツール・ド・フランス（ＵＣＩワールドツアー）に出場しているイタリアのルーカ・パオリーニ（カチューシャ）が、７月７日の第４ステージで行われたアンチ・ドーピング検査でコカイン（ベンゾイルエクゴニン・メタボライト）の陽性になったと発表した。

パオリーニはＵＣＩのアンチ・ドーピング規則により、一時的な資格停止処分になったため、第８ステージには出走できなくなった。彼は第７ステージ終了後の総合成績で46分41秒遅れの総合168位だった。
(http://www.uci.ch/pressreleases/uci-statement-luca-paolini/) 　
　

ＵＣＩの通知を受けて、ロシアのカチューシャはチームポリシーにしたがってパオリーニをただちにツールから棄権させると発表した。しかし、彼を即座に解雇することはしなかった。チームは「アンチ・ドーピング規則を留意し、行動を起こしたりコメントする前に、Ｂサンプルの分析を結果を待つ」としている。

38歳のパオリーニは、今季は悪天候のゲント～ベベルゲム（ＵＣＩワールドツアー）で素晴らしい勝利を収めていた。カチューシャはすでにロシアのドミトリー・コゾンチュクがリタイアしているため、７人でレースを続けなければならなくなってしまった。
(http://www.katushateam.com/news/press/luca-paolini-withdrawn-from-tour-de-france)