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イタリアのアンドロニジョカットリが2人のドーピング陽性選手を出して30日間のレース出場停止!

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国際自転車競技連合(UCI)は、12ヶ月間で2人のドーピング陽性者を出したUCIプロフェッショナルコンチネンタルチームのアンドロニジョカットリ・シーデルメック(イタリア)に対し、懲罰委員会が30日間の出場停止処分を決定したと発表した。処分期間は8月1日から30日までとなる。

アンドロニジョカットリ・シーデルメックは、まず6月14日に競技外で行われた検査でダビデ・アポッローニオ(イタリア)がEPOで陽性になったことが6月30日に発表された。

そして7月27日には、ファビオ・タボッレ(イタリア)が6月16日に行われた競技外の検査でFG-4592(貧血治療剤)で陽性になったことが発表された。

UCIが今年1月1日から導入したアンチドーピング規則には、新たに『チームの出場停止』が定められていた。その新ルールは「アンチ・ドーピング規則に違反した可能性がある選手が、12ヶ月間で2人いた場合、UCI懲罰委員会が決定した期間、いかなる国際的なレースにも出場停止になる」というものだ。

アンドロニジョカットリ・シーデルメックは、この新しいアンチドーピング規則を初めて適用されたチームになってしまった。処分期間は15日間から最長45日間と定められているが、今回は30日間の処分が下されている。しかし、今後チームが3人目の陽性選手を出した場合は、最長で12ヶ月間の処分を下される可能性もある。
(http://www.uci.ch/pressreleases/uci-statement-uci-professional-continental-team-androni-giocattoli-sidermec/)