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2016年 Ready Go JAPAN 女子自転車レースチーム体制

レース
NPO 法人サイクリスト国際交流協会(本部:千葉県成田市/会長:須藤むつみ)が活動を支援する女子自転車レースチーム「Ready Go JAPAN」は昨年、全日本マスターズ選手権トラックレースの「2km 個人追抜き(IP)」において優勝を修め2連覇を達成、全日本チャンピオンを防衛することができた。さらに9月のシクロクロスレースでは、中国・北京と海南島で開催された国際レース UCI クラス 1「Qiansen Trophy Cyclo-cross」に参加、UCI ポイントの獲得に成功した。

また、日本の女子チームでは初めて、チーム主催で「RGJ チーム杯ウイメンロードレース」を千葉県 成田市にて運営、これも日本初の「賞金付き女子ロードレース」として地元に根付くレース作りをおこない、注目を集めた。

そして2016年、チーム設立8年目を迎えてチーム体制、および活動メンバーを発表した。選手が 5 名(うち昨年 8月のトライアウト合格で加入した 2名は、テスト生扱いとして今年 3 月末まで活動)、そしてプレイングコーチ 1 名の全 6 名でチーム活動をおこなう。この体制にプラスして小中学生女子を中心とした「ミニ Ready Go JAPAN チーム」を新規発足させる。
 


チーム主催レース「RGJ チーム杯ウイメンロードレース」は、今年も千葉県成田市・下総フレンドリーパークにおいて 8 月 7 日(日)の開催を予定している(男子マスターズロードレースも併催)。

さらに昨年より運用を開始し、女子自転車ロードレース選手の強化と普及を目指した女子自転車ロード レースランキング「風の女神ランキング 2016」の運用をおこなう。ランキング対象レースは全日本選手権レースを中心に様々な運営団体のレースを組み込み、日本国内の主なレースをセレクト。 

この風の女神ランキング 2016 によ る獲得ポイントは昨年に引き続き、今年も Ready Go JAPAN チームでの選手評価に利用する。 


 
写真左より吉岡梨紗、高橋吹歌、須藤むつみ、小沼美由紀、伊藤千紘、岡田香織(撮影:加藤 智)
写真左より吉岡梨紗、高橋吹歌、須藤むつみ、小沼美由紀、伊藤千紘、岡田香織(撮影:加藤 智)


<2016 年・RGJ チーム所属選手紹介> 選手:4 名(年齢は 2016 年 12 月 31 日時点) 
・小沼 美由紀(埼玉県・45 才)
・伊藤 千紘(埼玉県・33 才)
・高橋 吹歌(埼玉県・16 才)
・須藤 むつみ(千葉県・47 才)

テスト生:2 名(昨年 8 月のトライアウト合格で加入、今年 3 月末までテスト生として所属) 
・吉岡 梨紗(埼玉県・20 才):学連チームとして学習院大学自転車部にも所属
・岡田 香織(埼玉県・40 才)

<チームスタッフほか>
・事務局:須藤 むつみ
・チーム監督:須藤 大輔(千葉県)
・管理薬剤師(アンチドーピング指導):酒井 一典(興生堂薬局)
・チームメカニック:諏訪 孝浩(BIKE SHOP SNEL)
・チームスタッフ:寺田 有希(愛知県)
 


「Ready Go JAPAN 女子自転車レースチーム」のジュニア版として、中学生以下の選手を集めた「ミニ Ready Go JAPAN チーム」を新たに発足させる。

将来有望な小中学生選手を RGJ チームの枠組みの中で、自転車好きな仲間を作りながら、のびのびと自転車レースに参加し、また自転車教室で勉強しながら、自転車の未来を長く繋げる役目を担ってほしいというのが目的。メンバー発 は後日おこなう。

・中学生までの選手で自転車が大好きであること。 
・出来ればレース出場の経験があること。レース経験について、自転車の種目であれば、ロードレース・MTB・シクロクロスなど問わない。
・女子をメインとするが、男子の所属も OK。ただし、女子選手のみレース成績が優秀で本人が希望すれば、RGJ チームにトライアウト免除で加入できる。 
・どこでも元気に挨拶し笑顔で仲良く、チーム選手たちと助け合って行動すること。
 ※なお、指定チームウェアなどの必要備品、遠征費用などは各自でご負担いただきます。


<NPO 法人サイクリスト国際交流協会会長・須藤むつみのコメント>
2015 年につきましては、弊法人支援事業「Ready Go JAPAN」チーム活動の 7 年目となり、日本の女子チームでは初めて自分たちでロードレースの運営を主催事業としておこないました。開催場所が弊チーム加入のための「トライアウト」会場として馴染みのある千葉県成田市の下総フレンドリーパークと いうこともあり、レース当日には女子レースにも参戦、走りの面でもレースを盛り上げてくれました。

そのため、チーム所属選手たちはメインとなるレースでの活躍はもちろんですが、上記のような自転車 普及に関わる活動についても積極的に協力してくれました。その折々で多くの方々からチーム所属選手 たちへ、たくさんのご声援をいただきましたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。

さらに所属選手の強化・育成の面においては、昨年より法人で運営を開始した「風の女神ランキング」 の獲得ポイントに連動したチーム所属選手の 2015 シーズンの評価をシビアにおこない、2016 シーズン は選手の顔ぶれを大幅に刷新することとなりました。

一方で、ジュニア女子を中心としたチーム「ミニ ReadyGoJAPANチーム」を新規発足することとし ました。これにより、将来を見据えた強化育成も更に一貫して行える体制となります。
チーム設立 8 年目となる今年・2016 年は、上記のように少数精鋭のチーム体制にシフトチェンジしま した。これにより Ready Go JAPAN チームは「ネクストステップ」に入ったと考えております。全日本 選手権レースでの勝利や海外レース参戦とともに、開催が決定した「2020 年・東京五輪」へ自転車競技 の日本代表選手を弊チームより輩出することを最大目標としたチーム強化育成プランを更に厳しく実施 してまいります。

そして、今年は大きく 2 つの活動を実施します。1 つは国内および海外のレース活動、もう 1 つは昨年に引き続き、チーム主催で開催する「RGJ チーム杯ウイメンロードレース」の運営です。この大会では 昨年同様に男子マスターズロードレースを併催、さらに東京都自転車競技連盟主催のジュニアロードレ ースも併催し、この大会の開催を更に地元密着の大会に発展しようと考えております。

更に、まだ内定とは聞いておりますが、通年 11 月に沖縄県で開催のロードレース「ツール・ド・おき なわ」の女子国際 100km レースが、今年は日本で初の「UCI 公認の女子国際ロードレース」としておこ なわれるとのことです。これが決定した暁には、弊チームが設立当時から目標としている「UCI 公認女 子チーム」を実現するためにチーム出場を目指していきます。そして、このような Ready Go JAPAN チ ームの活動を通して多くのご期待とご声援に応えていきたいと考えております。

今後もレース活動を中心に、交通安全や充実した自転車生活を普及する活動など、広く自転車を通じた チーム活動をおこなう「Ready Go JAPAN 女子自転車レースチーム」に、ご声援とともにご注目、ご期待のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

・Ready Go JAPAN チーム公式ホームページ http://www.jbrain.or.jp/rgj/index.html
・Ready Go JAPAN チーム Facebook 公式ページ http://www.facebook.com/readygojapan
・NPO 法人 J-BRAIN ホームページ http://www.jbrain.or.jp/index.html