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2人目のドーピング陽性者を出したカチューシャに処分なしの決定が下された!
レース
2016.02.10
この決定により、チームカチューシャは15日から45日間のレース出場停止処分を免れた。
チームカチューシャは、昨年7月にイタリアのルーカ・パオリーニがコカインの陽性になり、2月5日にはロシアのエドゥアルド・ボルガーノフがメルドニウム(代謝調整薬の一種)で陽性になった。
UCIのアンチ・ドーピング規程(第7.12.1項)は、12ヶ月の期間内に同じチームに所属する2人の選手が陽性(違反が疑われる分析)になった場合、チームもレースに参加する資格を15日から45日間、停止すると定めている。
今回懲罰委員会は、パオリーニの事案に焦点を当て、コカインの摂取は娯楽的な位置づけであって、スポーツ上のパフォーマンスに影響を及ぼすものではないと立証されていると言及した。
その上で懲罰委員会は、違反が疑われる分析の2つの事案のうちの1つが、こうした社会的なドラッグ(コカイン)の使用と関連しているので、第7.12.1項の意図には一致しないと判断したのだという。
(http://www.uci.ch/pressreleases/decision-the-disciplinary-commission-concerning-the-uci-worldteam-katusha/)