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G’day, Australia!~ブリスベンからの自転車だより Vol.10 ブリスベン郊外で二大ヒルクライムに挑む!
その他
2017.08.23
こんにちは!オーストラリアのブリスベンに、相棒のリブ・エメとともにクイーンズランド州ブリスベンに留学中のAyakaです。今回は大学の冬休み期間中に行ったヒルクライムロングライドと、朝ライド後のお楽しみ!ブリスベンの朝ごはんをレポートします!
ブリスベン近郊二大ヒルクライムに挑戦!
6月下旬は大学が冬休み期間でした。「せっかくだから冒険ライドをしたい!」という私のわがままに応えて、地元のバイク仲間、ヨシさんとブリスベンの北西にあるダギラー国立公園にある山、マウント・ニボとマウント・グロリアスの二大ヒルクライムに挑むことに。ブリスベン南部にある、私が暮らす大学の寮を起点にトータルで100km超え、獲得標高2000m近くと聞いて、「果たして本当にそんなタフなルートを完走できるのだろうか……」と不安は募るばかり。「いや、でも、マウント・グロリアスって『栄光山』ってことでしょ!?上れたらカッコいいし、坂好きな私ならきっと行けるはず!」と単純な私は、自分をだましたつもりで挑戦することにしました。
まずは標高約446m地点のマウント・ニボの頂上を目指し19kmを上ります。全体的には平均斜度2%ですが、10%前後の上り下りが交互に登場します。序盤は坂よりも日差しが強敵でした!休めるような木陰もなく展望台までひたすら淡々と上ります。途中の13.2%の坂に喘ぎつつ、なんとかたどり着くと、ブリスベン市内の山からは見られない広大な景色が広がっていました。
山のランチは鳥カフェで♪
ブリスベンでは郊外、特に山の中ではカフェもコンビニもほとんどないので、「エイドもトイレも見つけたらそこに入る!」が私の中ではライドの鉄則です。
何気なく入った小さなカフェだったのですが、これが思いがけず素敵な空間でした。
テラス席のそばには大きな木があり、山で暮らす鳥たちの憩いの場にもなっていました。注文したハンバーガーを待つ間、鳥たちが餌をついばむのを楽しんで、マウント・グロリアスに挑む前に心和むひと時になりました。
オートバイ乗りの聖地 Mt.グロリアスのカフェ
マウント・ニボからマウント・グロリアスまでは全体では約11.7km・平均斜度1.4%ほど。山の植物の雰囲気も少し変わり、気分もリフレッシュして途中の10%を越える坂もなんとか乗り越えることができました。
1時間強ほど黙々と上り、標高約599m地点の頂上に到着!頂上にはその名も「マウント・グロリアス・カフェ」という名のカフェがありました。
一休みしようとバイクを止めて回りを見渡すと、革ジャンを来たオートバイの男性だらけ……!どうやらここは、オートバイ乗りの聖地になっているようです。店内もライダー志向のインテリアで凝った作りになっていました。
なんとか日が暮れる前に大学まで走り切り、トータルで走行距離109km、獲得標高1944mのビッグライドになりました。私自身はまた一つ自信を得られたのですが、ルームメイトに話したら You are insane!(正気の沙汰と思えないわ!)と苦笑されました。これも坂バカの性(さが)というやつかもしれませんね……。
新学期始動!週末朝ライド後の朝食はベジマイト!?
そんな週末朝ライドの後の楽しみは、ライド後にゆっくりと朝食を楽しむこと。
帰り道にカフェに立ち寄って、カフェごはんをしたり。自宅(といっても大学の寮ですが)でいつもより丁寧にオムレツを焼いてみたり。
カフェメニューでのオススメはエッグ・ベネディクトです。ベイクド・ポテトにとろりとした卵の黄身を絡めながら、ほおばる幸せといったら!
ベビー・スピナッチ(生食の小ぶりのホウレンソウ)とサーモンも添えてあり塩加減がいい感じです。
イタリア発祥のヘーゼルナッツ・チョコレート・スプレッドのヌテラは近年日本でもスーパーマーケットで一般的に販売されていますが、オーストラリアでも大人気。
高カロリーなのでイタリアの一部のプロチームでは摂取禁止になったという噂は本当かどうかわかりませんが、そのくらい中毒性がある、子供も大人もハマってしまう甘さです。
「ベジマイト」をご存知でしょうか
そして「これを食べなければオーストラリアを理解したとは言えない!」とバイク仲間に言われ、ついに食べました、「ベジマイト」。
ベジマイトとは、オーストラリアで生産されているイースト菌や塩などを原料とした発酵食品。オーストラリアの家庭では、一般的な健康食品として広く親しまれています。スーパーに行けば必ずベジマイトの棚があり、歯磨き粉のようなチューブ型や瓶で売られています。オーストラリア土産でもらったことがある人もいるのではないでしょうか。
私は高校時代、オーストラリアからの留学生にもらい食べたのですが、真っ黒いピーナッツバターのような見た目はもちろん、そのなんとも言えない強烈な匂いと味に打ちのめされ、以来、「二度と口にするまい!!」と心に決めていたのでした。
ベジマイトとは、オーストラリアで生産されているイースト菌や塩などを原料とした発酵食品。オーストラリアの家庭では、一般的な健康食品として広く親しまれています。スーパーに行けば必ずベジマイトの棚があり、歯磨き粉のようなチューブ型や瓶で売られています。オーストラリア土産でもらったことがある人もいるのではないでしょうか。
私は高校時代、オーストラリアからの留学生にもらい食べたのですが、真っ黒いピーナッツバターのような見た目はもちろん、そのなんとも言えない強烈な匂いと味に打ちのめされ、以来、「二度と口にするまい!!」と心に決めていたのでした。
オージー(オーストラリア人)のルームメイトにその話をしたところ「それは正しい食べ方をしなかったからだ!」とのこと。
「正しい食べ方」とは、ベジマイトの強烈な味を和らげるために、トーストにバターを塗ってから、ベジマイトを重ね塗りするのだそう。早速試してみましたが、うーんやっぱり……。
いや、でも代謝アップに効くビタミンB群が豊富らしいので、サイクリストには相性がいいのかも!?ぜひお土産でもらったり、輸入食品店で見つけたりしたら、皆さんもチャレンジしてみてくださいね!
Ayaka
HP:http://gdaybabyccino-ayaka.com/
Instagram:aya_p_14