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G’day, Australia!~ブリスベンからの自転車だよりVol.14 ラミントン国立公園で動物たちに会うライド
その他
2017.11.15
こんにちは!オーストラリア クイーンズランド州のブリスベンに、相棒のリブ・エメとともに留学中のAyakaです。
今回は、クイーンズランド州南部にある国立公園ライドと、東京オリンピック出場を目指す女子トラック競技 クリスティーナ・クロナン選手へのインタビューの2本立てでお届けします!
今回は、クイーンズランド州南部にある国立公園ライドと、東京オリンピック出場を目指す女子トラック競技 クリスティーナ・クロナン選手へのインタビューの2本立てでお届けします!
ラミントン国立公園で動物たちに会うライド
ブリスベンから南西へ70kmほど下ったところにあるカナングラには、ラミントン国立公園があり、クイーンズランド州の小規模ワイン生産地の1つでもあります。
大学院のレポートが片付いた9月下旬の日曜午後ご褒美ライドとして国立公園の山の一部を走って来ました!
カナングラの小さな街の観光案内所からスタートし、山のふもとまで約10km。そこから上ること15km。全体的には平均斜度3%ほどのゆるやかな山道です。しかし、9月下旬からクイーンズランド州はすっかり暑くなってしまい、この日も午後3時の気温は25℃。一週間前までのうららかな気候はどこへやら、気温差についていけずややへばり気味でした。
大学院のレポートが片付いた9月下旬の日曜午後ご褒美ライドとして国立公園の山の一部を走って来ました!
カナングラの小さな街の観光案内所からスタートし、山のふもとまで約10km。そこから上ること15km。全体的には平均斜度3%ほどのゆるやかな山道です。しかし、9月下旬からクイーンズランド州はすっかり暑くなってしまい、この日も午後3時の気温は25℃。一週間前までのうららかな気候はどこへやら、気温差についていけずややへばり気味でした。
「この暑さえなければ……」と午後に出発した自分を恨めしく思いつつも、行く先を見てビックリ!大きな牛がゆったりと道端で草をはんでいる……!
よく見たら標識には“Unfenced Road Beware of Stock”(柵なし 家畜に注意)。見渡すと牛、ヤギ、ポニーがあちこちに。動物たちのお家にお邪魔させてもらっている気持ちです。道の脇にはオーガニックの蜂蜜や牛糞の販売の看板もちらほら。
そっと近寄るとぴょんぴょんと跳ねて逃げていくこの子はワラビーです。
ワラビーは、カンガルー科に属する小型のカンガルーのこと。生物学的に厳密な違いはなく、比較的な大きさで区別しているに過ぎないそう。カンガルーとワラビーの中間の大きさの中型のものは「ワラルー」と呼ばれるとか。
山は木々に覆われているものの、緑豊かというよりもどちらかというと土っぽくて乾燥した印象。殺伐とした印象も受けますが、夕暮れ時の西日が当たると、山肌が赤っぽく照らされてこれはこれで美しい印象です。沈む夕日に照らされながら下山、獲得標高742m・約50kmのライドになりました。
お土産はオージーなヤタラ・パイで!
カナングラからブリスベンへの帰り道、130年以上も続く地元の老舗パイ専門店「ヤタラ・パイ」に寄り道。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、オージーはパイが大好き!カフェの朝食やランチメニューにもパイがよく置いてありますし、セブンイレブンや地元の商店などでもパイは定番です。
ヤタラ・パイは、惣菜系は牛ステーキ、チキン&トマト、野菜など約11種類、デザート系は、アップル、アプリコット、ベリーなど6種類取り揃えています。
イートインはもちろん、ドライブスルーまで付いているのはさすが! 9月下旬は学校がホリデー期間ということもあり、お店は家族連れでにぎわっていました。中にはパジャマ姿で連れて来られているキッズもちらほら(笑)。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、オージーはパイが大好き!カフェの朝食やランチメニューにもパイがよく置いてありますし、セブンイレブンや地元の商店などでもパイは定番です。
ヤタラ・パイは、惣菜系は牛ステーキ、チキン&トマト、野菜など約11種類、デザート系は、アップル、アプリコット、ベリーなど6種類取り揃えています。
イートインはもちろん、ドライブスルーまで付いているのはさすが! 9月下旬は学校がホリデー期間ということもあり、お店は家族連れでにぎわっていました。中にはパジャマ姿で連れて来られているキッズもちらほら(笑)。
トラック競技 期待の若手 クリスティーナ・クロナン選手へインタビュー!
カレッジに所属し、ゴールドコーストとブリスベンでトラック競技に打ち込むクリスティーナ・クロナン選手にキャンパスでインタビューしました!
クイーンズランド州サンシャインコースト出身で現在19歳のクリスティーナ選手がトラック競技を始めたのは14歳の時。もともと幼少期から体操をやっていたのですが、ケガを機に競技を転向することに。
両親がMTBをやっていたこともあり自転車に興味を持ち、サンシャインコーストの自転車クラブに入部し、トラックを始めることになったそう。
「トラック競技は、ロードレースと比べると一瞬なので、瞬間勝負で、アドレナリン全開になる感覚がたまらないの!」
と話すクリスティーナ。勉学の傍ら、最近は2018年4月にゴールドコーストであるコモンウェルスゲームズの選考会に向けて週に3日はブリスベン市内にあるアンナ・メイヤーズ・ベロドロームで練習に励んでいます。
連載Vol.11で登場してくれたトラック競技世界チャンピオンのジョーダン・カービー選手からもコーチングを受けているそう。勉強に競技にと多忙な日々をこなす彼女ですが、「休みの日は友達とキャンプやビーチに出かけるのが好き!」と等身大の笑顔を見せてくれました。
将来の目標を尋ねると
「まずはコモンウェルスゲームズに出場すること。その次は2020年の東京オリンピックね!3年前に休暇で日本に1ヵ月ホームステイしたんだけれど、お寿司が本当に美味しかった。今度は選手としてまた行きたいわ!」
と力強く答えてくれました。
「日本のサイクリストの皆にもぜひクイーンズランド州を訪れてほしいわ。クイーンズランドは年中温暖でとても環境がいいし、ライド後の一杯を楽しみに走るコーヒー文化もぜひ体験してね!」
コモンウェルスゲームズはもちろん、彼女の活躍をぜひ東京五輪でも見られることを期待したいですね!
Ayaka
HP:http://gdaybabyccino-ayaka.com/
Instagram:aya_p_14