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英国のフルームがスペインのルタ・デル・ソルでシーズンイン

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フルームはまだドーピング騒動が解決していないが、スペインのルタ・デル・ソルに出場することが決まった
フルームはまだドーピング騒動が解決していないが、スペインのルタ・デル・ソルに出場することが決まった
昨年のブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)で行われたアンチ・ドーピング検査で、サルブタモールの『違反が疑われる分析報告(AAF)』が出た英国のクリストファー・フルーム(チームスカイ)が、2月14日にスペインで開幕するブエルタ・ア・アンダルシア・ルタ・デル・ソル(ヨーロッパツアー2.HC)でシーズンインすることが発表された。

UCIアンチ・ドーピング規則は、「サルブタモールのような特定物質がサンプルの中に存在しても、選手に対して暫定的な資格停止処分が課されることはない」と定めているため、フルームは現時点でレースに参加することができる。彼は今年に入ってからは、南アフリカでトレーニングを続けていた。

事件発覚後、アンチ・ドーピング団体のMPCC(信頼できる自転車競技のための活動)は、チームスカイに対し、自主的にフルームを暫定的な活動停止処分にするように要請したが、この団体に加盟していないチームスカイはそれを聞き入れなかった。

『違反が疑われる分析報告』がフルームに通知されたのは昨年9月20日で、すでにBサンプルの分析も行われてAサンプルの検査結果は確定しており、UCIアンチ・ドーピング規則に沿ってその後の手続きは進められている。


フルームがルタ・デル・ソルで2018年シーズンをスタートすることを発表したチームスカイは、この事件に対するフルームのコメントも発表した。

■フルームのコメント
「何が起こったのかという真相に、我々はたどり着けるという自信が僕にはあり、そのためにチームと一緒に努力している。明らかにこの状況が多くの疑いを生むであろうことは理解している。なぜ、こんなにも多くの興味と憶測があったのかも完璧にわかっている。

手続きはまだ進行中だから、僕が言えることには限界があるのだということを人々が認めてくれることを願っている。しかし、事が可能な限り早く進展するのを一番望んでいるのは僕自身だ」



ルタ・デル・ソルは5日間のステージレースで、2月18日に閉幕する。



チームスカイ公式サイト

ルタ・デル・ソル公式サイト