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守山市自転車特命大使を任命!三船雅彦氏を初代大使に迎え、自転車まちづくりを活性化

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滋賀県守山市では2018年5月24日、自転車を活用したまちづくりのさらなる推進に向けてサイクリスト目線や豊富な経験等アドバイスを受けるとともに、昨今人気を集めるビワイチや自転車政策を全国に発信していく目的で、『守山市自転車特命大使』を任命することとし、初代大使として元プロサイクリストの「三船雅彦」氏を任命した。

 
宮本和宏市長から三船雅彦さんに、特命大使委嘱状と名刺が手渡された
宮本和宏市長から三船雅彦さんに、特命大使委嘱状と名刺が手渡された


三船雅彦氏は、同市は自転車を活用したまちづくりに向け昨年10月に制作したビワイチマップを総監修したほか、3月には守山市長と監修したマップのビワイチコースを走るなど守山市と関係を深めており、守山市からの依頼を快諾。

任命式は守山市役所で行われ、宮本和宏・守山市長は特命大使委嘱状と名刺を手渡し、次のようにコメントした。
「世界的なサイクリストである三船さんが本市の大使を引き受けていただけたことを感謝するとともに、3月には三船さんとビワイチをご一緒させていただくなかで、自転車にかける熱い想いを伺い、三船さんほど本市の大使にふさわしい方はいないと思いました。私たちのまちづくり、そしてビワイチの振興に是非お力添えをいただきたいと思います」

任命を受けた三船雅彦氏は、
「元競技者や自転車に精通する人物を自転車のまちづくりの大使として迎える例は少なく、光栄に思います。全国でサイクリングの人気が高まる中、ビワイチをしてみたいという方が増え、滋賀県、ビワイチが盛り上がっていけるよう、また守山市が自転車で走って楽しいまちとなるよう自分の経験からお手伝いが出来ればと思います」と語った。

 
三船さんは「特命大使を引き受けたからには、自転車乗りとして守山市にあるすべての道を走ることを目標にしています」と語った
三船さんは「特命大使を引き受けたからには、自転車乗りとして守山市にあるすべての道を走ることを目標にしています」と語った
少しでも守山市を知ろうと考えた三船さんは、仕事の傍ら何度か守山市を訪れ、自転車で市内走ったそう
少しでも守山市を知ろうと考えた三船さんは、仕事の傍ら何度か守山市を訪れ、自転車で市内走ったそう


三船雅彦さんが監修した「ビワイチマップ」は、すでに3万部超が発行され、全国200店舗以上のスポーツ自転車店で配布されるなど、全コース紹介動画付きや防水紙を使うサイクリスト目線での仕様が話題となっている。

今後守山市では、三船氏から自転車のまちづくりに対する助言をもらうだけでなく、市の主催するイベントへの参加や新たな広域ルートの構築等にも協力してもらうことを検討している。

滋賀県守山市「ビワイチ・ベース・守山」

 

三船雅彦 プロフィール
1969年1月8日生まれ、京都府城陽市出身、大阪府枚方市在住。
高校卒業後、単身でオランダへ自転車留学。94年にプロロードレーサーとなり、99年にはツール・ド・フランドルに日本人として初めて出場。全日本シクロクロス選手権2度の制覇のほか、国内外レースに1500回以上出場し、200回以上の入賞実績あり。
引退後、イベントの運営、講演会、テレビ解説や執筆活動など他分野で活躍されるとともに、日本体育協会スポーツ指導者(自転車競技)の資格を有し、愛媛国体自転車レースの愛媛県外部コーチにも就任。現在も全国でイベント、講演会、交通安全スクールなどで活躍中。
三船雅彦オフィシャルサイト