【Tour News】ティンコフ・サクソはツール用に特別なチームジャージを用意!
スペインのアルベルト・コンタドールが総合優勝を目指すロシアのティンコフ・サクソは、今年のツール・ド・フランスに特別なチームジャージを準備した。
今季はロシア人のオレグ・ティンコフがチームオーナーになり、チームジャージも紺と黄色が上下逆転した。黄色メインになったチームジャージがツール・ド・フランスの黄色いリーダージャージ、マイヨ・ジョーヌと混同されないように、黄色を蛍光イエローに変えたのだ。
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ツール仕様のチームジャージには、右肩にティンコフのロゴがキリル文字で入った。
「私は自転車競技とツール・ド・フランスをとてもリスペクトしている。だから我々はツールのために、マイヨ・ジョーヌとかち合わないようなスペシャルなキットを作ったんだ。我々の新しいチームジャージはとても目立つ。肩に入ったキリル文字とロシア国旗が、チームの国籍を示しているのだ」と、オーナーのティンコフは説明している。
ツールではこれまでにも、黄色いチームジャージのチームがこの3週間だけ色ちがいのチームジャージで走ることはあったが、蛍光イエローを採用したチームは初めてだ。マイヨ・ジョーヌとどれくらい区別ができるのかは、もうすぐわかる。
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★★★トザットは29回目のグランツール参加!
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ティンコフ・サクソのマッテーオ・トザット(イタリア)は5月で40歳になったが、今年もツール・ド・フランスのメンバーに選ばれた。ツールは10回目の参加になるが、グランツールで数えると何と29回目の参加になる。
初めてツールに参加したのは1997年で、23歳のときだった。何より素晴らしいのは、ツールではすべて完走していることだろう。
「この強いチームの一員になれて本当にうれしい。我々はアルベルト(コンタドール)とともにレースで勝つという、はっきりとした野望を持ってここに来た。今の調子と経験のコンビネーションなら、全力でチームをサポートできると思う」と、トザットは意気込みを語っている。
3週間のグランツールで絶大な信頼を得ている名アシストの仕事ぶりにも注目したい。(http://www.tinkoffsaxo.com/)