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【速報】パリ~ニース第4ステージはスラフテルが区間優勝/トーマスが総合首位

レース

第72回パリ~ニース(UCIワールドツアー)は、3月12日にヌベールからベルビルまでの201.5kmで第4ステージを競い、オランダのトムイェルテ・スラフテル(ガーミン・シャープ)が英国のゲラント・トーマス(スカイ)を一騎打ちのスプリントで破って区間優勝した。

マイヨ・ジョーヌを着たドイツのジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・シマノ)は18秒遅れでゴールしたため、前日まで21秒遅れの総合5位だったトーマスが、区間2位のボーナスタイムで逆転して総合首位に立った。
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第4ステージは後半に丘越えがつづき、カテゴリー3の丘を3ヶ所越えたあと、カテゴリー2のコート・デュ・モン・ブルイイーを越えるレイアウトだった。

11km地点から前日にも逃げたフランスのペリッグ・ケムヌー(ヨーロッパカー)が、イタリアのバレリオ・アニョーリ(アスタナ)、ルクセンブルクのローラン・ディディエ(トレック)とともにアタック。この逃げにスペインチャンピオンのヘスス・エラダ(モビスター)が合流し、4人は最大で6分20秒差を付けて逃げ続けた。

しかし、4人はコート・デュ・モン・ブルイイーのふもとで、絞りこまれた精鋭グループに捕まってしまった。ゴールまで残り14.5kmの、ブルイイーの狭い林道でアタックを決めたのは、昨年UCIワールドツアー開幕戦のツアー・ダウンアンダーで総合優勝したスラフテルだった。
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つづいて集団から抜け出すことに成功したトーマスが、下り坂で先頭のスラフテルに追いつき、2人でゴールを目指した。残り1kmのフラムルージュで、その差はまだ26秒開いていた。最後は後ろに付けていたスラフテルが、残り200メートルでスパートして優勝した。

区間優勝したスラフテルは「信じられないよ。これはマヨルカで1日走った後、今シーズン最初のレースだったからだ。けれどこの数日間は本当に熱中していて、自分がどれほど調子がいいかを感じることができていた。あの上りはボクにピッタリだったが、区間優勝までは期待していなかった。トーマスがとても調子がいいのは知っていたし、彼はスピードがあって強い。彼を打ち負かすには的確な瞬間まで待たなければならないと思っていたけれど、完璧に上手くいった。それはボクがやらなければならない仕事だったのさ」と、喜びを語っている。
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■第4ステージ結果[3月12日/ヌベール~ベルビル/201.5km]

1 トムイェルテ・スラフテル(ガーミン・シャープ/オランダ)5時間00分09秒

2 ゲラント・トーマス(スカイ/英国)

3 ウィルコ・ケルデルマン(ベルキン/オランダ)+5秒

4 マイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ/オーストラリア)+5秒

5 ズデネク・シュティバル(オメガファルマ・クイックステップ/チェコ)+5秒

6 アルチュール・ビショー(FDJ.fr/フランス)+5秒

7 ペーテル・ベリッツ(BMC/スロバキア)+5秒

8 ホセホアキン・ロハス(モビスター/スペイン)+5秒

9 シリル・ゴチエ(ヨーロッパカー/フランス)+5秒

10 サミュエル・デュムラン(AG2R・ラモンディアル/フランス)+5秒

■第4ステージまでの総合成績

1 ゲラント・トーマス(スカイ/英国)18時間14分25秒

2 ジョン・デゲンコルプ(ジャイアント・シマノ/ドイツ)+3秒

3 トムイェルテ・スラフテル(ガーミン・シャープ/オランダ)+4秒

4 ホセホアキン・ロハス(モビスター/スペイン)+8秒

5 サミュエル・デュムラン(AG2R・ラモンディアル/フランス)+12秒

6 ウィルコ・ケルデルマン(ベルキン/オランダ)+15秒

7 カルロス・ベタンクール(AG2R・ラモンディアル/コロンビア)+17秒

8 ズデネク・シュティバル(オメガファルマ・クイックステップ/チェコ)+19秒

9 シリル・ゴチエ(ヨーロッパカー/フランス)+19秒

10 アルノー・ジャネソン(FDJ.fr/フランス)+19秒

(http://www.letour.fr/paris-nice/2014/us/)