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パリ~ニース2016コース発表
レース
2015.12.18
ヨーロッパでシーズン最初のUCIワールドツアーとなるパリ~ニースは、今年で74回目を迎え、3月6日に開幕。8日間の日程で競われ、13日に南仏のニースにゴールする。総距離は1290km。
初日にパリの西に位置するイブリーヌ県で6.1kmのプロローグを行った後、ニースを目指して南下する。最初の難所になるのは第3ステージで、ゴールのモン・ブルイイーは平均勾配7.7%で3kmの上り坂だ。
後半は丘越え区間と山岳区間が続き、見どころとなるのはプロバンスの巨人と呼ばれるモン・バントゥ(標高1912メートル)中腹のシャレ・レナール峠(標高1440メートル/カテゴリー1)をステージ前半に通過する第5ステージと、標高1165メートルでカテゴリー1のラ・マドンヌ・デュテル山頂にゴールする第6ステージだ。
ラ・マドンヌ・デュテルは全長15.3kmの上り坂で、平均勾配は5.7%。しかも、スタートからカテゴリー2の峠越えが5ヶ所つづき、中盤には標高1145メートルでカテゴリー1のコート・ダスクロ峠も越えなければならないクイーンステージで、総合争いのキーポイントになるはずだ。
[パリ〜ニース2016 全日程]
3月6日(日) プロローグ[コンフラン・サントノリーヌ〜コンフラン・サントノリーヌ/6.1km]
3月7日(月) 第1ステージ[コンデ・シュル・ベグル〜バンドーム/195km]
3月8日(火) 第2ステージ[コントル〜コマントリー/214km]
3月9日(水) 第3ステージ[キュゼ~モン・ブルイイー/165.5km ▲]
3月10日(木) 第4ステージ[ジュリエナ~ロマン・シュル・イゼール/193.5km ▲]
3月11日(金) 第5ステージ[サンポール・トロワ・シャトー~サロン・ド・プロバンス/198km ▲▲]
3月12日(土) 第6ステージ[ニース~ラ・マドンヌ・デュテル/177km ▲▲▲]
3月13日(日) 第7ステージ[ニース~ニース/141km ▲]
[パリ~ニース2015結果]
1 リッチー・ポート(チームスカイ/オーストラリア)29時間10分41秒
2 ミハウ・クウィアトコウスキー(エティックス・クイックステップ/ポーランド)+30秒
3 シモン・シュピラク(カチューシャ/スロベニア)+30秒
4 ルイ・コスタ(ランプレ・メリダ/ポルトガル)+30秒
5 ゲラント・トーマス(チームスカイ/英国)+41秒
6 トニ・ガロパン(ロット・ソウダル/フランス)+1分03秒
7 ヤコブ・フグルサン(アスタナ/デンマーク)+1分05秒
8 ラファエル・バルス(ランプレ・メリダ/スペイン)+1分24秒
9 ゴルカ・イサギレ(モビスター/スペイン)+1分38秒
10 ティム・ワロンス(ロット・ソウダル/ベルギー)+2分18秒
(http://www.letour.fr/paris-nice/2016/us/)
★パリ〜ニース2015ハイライト→ http://www.cyclesports.jp/articles/detail/29262